2013-02 불고기:焼肉

第2回 プルゴギ:불고기(焼肉)

 

プルゴギは サンチュと食べると 丁度いい (NO110)

「プルゴギ」とは焼肉のことで、肉は牛肉を使います。豚肉の焼肉もあり、これは豚にあたる「トゥエジ」を付けて「トゥエジブルゴギ」といいます。
韓国ではプルゴギは普通「サンチュ」に包んだ状態で食べますので、そのことを詠んだ句です。「サンチュ」は「チシャ」で「サニーレタス」の名で売られている野菜とよく似ています。

「サンチュ:상추」だけでなく色々な食べ物を包んで食べるのをよく見かけます。包む食材は「キム:김(海苔)」「ベチュ:배추(白菜)」「ケンニプ:깻잎(エゴマの葉)」などが多く用いられます。この句の作者はこのような食べ方をよく知っている食通のようです。

プルゴギを ビールとキムチと 白米と (NO125)

韓国でプルゴギを注文するとキムチが出てきます。お代わりも自由です。ビールとご飯は別注文になります。
ビールは「맥주:メクチュ」、ご飯は「밥:パプ」ですが、注文するときは「맥주 주세요:メクチュ チュセヨ」、「공기 밥 주세요:コンギバプ チュセヨ」といいます。

キムチのお代わりを頼むときは「김치 좀 주세요」と「좀(チョム)」を必ず付けましょう。それは「김치:キムチ」「물:ムル(水)」「보리차:ポリチャ(麦茶)」など料金を払わないものについては「すみませんが」というニュアンスをもつ「좀(チョム)」を付けて頼むのが礼儀とされているからです。

「공기 밥」の「공기」は「空器」で「お椀」のことです。

この句の作者はプルゴギを食べ、ビールも飲み、キムチにプルゴギを包んで食べ、最後の締めにご飯を食べるという食べ方を知っているようです。

プルゴギの 文字を見てると 腹がなる (NO108)

「불고기」のハングルを見てお腹がすく人は何度も食べたことがあるのでしょう。この文字が見えるお店からは焼肉の匂いもするでしょう。「言霊(ことだま)」とは「言葉に宿る不思議な力」を言いますが、文字にもこうした力があるようです。

「냉면:ネンミョン」と大きく書かれた店の前を通れば「冷麺」が食べたくなり、「만두:マンドゥ」の字が見える店の前では「餃子」が食べたくなったことを思い起こします。

こんな句も

夜ごはん いつかは夫と プルゴギを (NO120)

自宅でプルゴギをすることも多いのですが、炭火では煙がでるので、たいてい焼肉専用のフライパンのついた電気器具を使います。この句は未来の夫のことを考えながら、プルゴギを食べている様子を詠ったもののようです。

「プルゴギ」でなくても、他の料理でも同じではないかと思うかもしれませんが、プルゴギを焼く雰囲気と赤いキムチ、まいて食べるサンチュの緑、肉につける味噌の黄色など原色の中でのプルゴギの醍醐味を一緒に味わいたい人を求めているのでしょう。

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