• 1.【高麗書林主催】ここでしか聞けない!兼若逸之博士の深掘り韓国『族譜と名付け(全3回)』●水曜グループ(19時~20時半)1回:3月6日(水)、2回:3月13日(水)、3回:3月20日(水・祝)
    ●日曜グループ(14時~15時半)1回:3月10日(日)、2回:3月17日(日)、3回:3月24日(日)、2.【高麗書林主催】こま(高麗)の市(在庫商品割引セール)●3月29日(金)9時~19時、3月30日(土)9時~17時、3月31日(日)9時~17時

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    1.【高麗書林主催】ここでしか聞けない!兼若博士の深掘り韓国
    【テーマ】族譜と名付け(全3回)
    韓国ドラマを見るときも、韓国人との交際を考えている人にも、「族譜」に関する基本知識は必須です。今回は3回シリーズで「族譜」の見方、名付けの基本、さらに名付け法について学びます。あなたの知らなかった驚きの世界が広がります。
    第1回:族譜の見方
    第2回:名付けのための基本知識
    第3回:名付け法
    【開催日】※下記のいずれかの曜日。
    3回連続講座となります。すべての日程にご参加いただける日時のグループをご選択ください。
    ●水曜グループ(19時~20時半)
    1回:3月6日(水)、2回:3月13日(水)、3回:3月20日(水・祝)
    ●日曜グループ(14時~15時半)
    1回:3月10日(日)、2回:3月17日(日)、3回:3月24日(日)
    【各回定員】各グループ6名(先着順)/最低催行人数2名から
    【参加費】全3回 12,000円 ※初日当日に3回分を現金支払いいただきます。
    【参加条件】韓国語の資料を使います。韓国語中級以上の語学力が必要です。
    【開催場所】高麗書林(JR水道橋駅西口徒歩2分)
    【お問合せ】高麗書林(T.03-3262-6800・6801、F.03-3262-6878、komabook@komabook.co.jp)
    【キャンセルについて】講座開催日前でしたら、可能です。キャンセル待ちの方へお譲りできるよう、なるべくお早めにご連絡ください。なお、全3回すべてに参加できなかった場合でも、講座料の割引や返金には応じかねますので、あらかじめご了承ください。
    【振替について】事前にご連絡いただいた場合のみ、水曜と日曜の同じ回の間で、振替が可能です。ただし、お席の確約はできませんので、後方での立ち見となる場合がございます。
    ●兼若逸之先生プロフィール
    国際基督教大学(ICU)卒、延世大学校文化大学院博士課程修了、文学博士
    韓国・誠信女子大学副教授、二松学舎大学文学部助教授を経て、東京女子大学現代文化学部教授、1993年からNHKのハングル講座担当、2012年、ハングル発展有功者表彰で韓国政府より宝冠文化勲章受勲。ブログ: https://kanewakas.wordpress.com/ 現在、韓国文化院世宗学堂運営委員。

    2.【高麗書林主催】 こま(高麗)の市
    店舗の在庫商品を3日間限定で特価販売いたします(最大50%以上オフ)。ポジャギ、アクセサリー、グッズの出店販売もあります。皆様お誘い合わせの上、お越し下さい。
    ●開催日 3月29日(金)9時~19時、3月30日(土)9時~17時、3月31日(日)9時~17時
    ●開催場所 高麗書林(〒101-0061東京都千代田区神田三崎町3-4-8山田ビル2F、JR水道橋西口徒歩2分)

  • ハングルの詩のある風景(字数順)
    素月と鐵橋  143,200字
    オンマヤ・ヌナヤ  92,546字
    招魂  70,333字
    素月と凧揚げ  47,502字
    つつじの花  42,244字
    失題の秘密  42,054字
    つばめ  33,555字
    山有花  33,400字
    樹芽(木の芽)  31,739字
  • 歌樽詩子先生の金素月の詩が縦書き文庫11月のランキングは33位になりました。12月も維持できればよいのですが。ランキングは読者が読んだページ数にもとづいて日々更新され、毎月末の順位がその月のランキングとして保存されます。

    縦書き文庫の11月読者ランキング
    1. こころ 夏目漱石
    2. 人間失格 太宰治
    3. 私本太平記 吉川英治
    4. 坊っちゃん 夏目漱石
    5. 吾輩は猫である 夏目漱石
    6. 夢十夜 夏目漱石
    7. 方法序説 ルネ・デカルト
    8. ドグラ・マグラ 夢野久作
    9. ピーターパンとウェンディ J. M. バリー
    10. 君主論 マキャヴェリ
    11. 火を起こす ジャック・ロンドン
    12. ダブリンの人たち J. ジョイス
    13. 心理試験 江戸川乱歩
    14. 80日間世界一周 ジュール・ヴェルヌ
    15. 桜の森の満開の下 坂口安吾
    16. 銀河鉄道の夜 宮沢賢治
    17. 羅生門 芥川龍之介
    18. セロ弾きのゴーシュ 宮沢賢治
    19. 現代語訳雨月物語 上田秋成
    20. 迷信解 井上円了
    21. 銀河鉄道の夜 宮沢賢治
    22. 草枕 夏目漱石
    23. 春琴抄 谷崎潤一郎
    24. 真夏の夜の夢 メアリー・ラム
    25. 盲目物語 谷崎潤一郎
    26. モルグ街の殺人事件 E. A. ポー
    27. 吉野葛 谷崎潤一郎
    28. アルセーヌ・ルパンの逮捕 M. ルブラン
    29. 本州横断 癇癪徒歩旅行 押川春浪
    30. 山月記 中島敦
    31. 蜘蛛の糸 芥川龍之介
    32. 心と手 O. ヘンリー
    33. 金素月の詩 歌樽詩子
    34. 女生徒 太宰治
    35. 道化の華 太宰治
    36. 走れメロス 太宰治
    37. 地下生活者の手記 ドストエフスキー
    38. 現代語訳 平家物語 作者不詳
    39. あのときの王子くん(星の王子さま) A. de サン=テグジュペリ
    40. 古代生活に見えた恋愛 折口信夫
    41. 細雪 谷崎潤一郎
    42. 富嶽百景 太宰治
    43. 迷信と宗教 井上円了
    44. 大岡越前 吉川英治
    45. みみずのたはこと 徳冨健次郎
    46. 三四郎 夏目漱石
    47. 在りし日の歌 亡き児文也の霊に捧ぐ 中原中也
    48. 風琴と魚の町 林芙美子
    49. 狂人日記 魯迅
    50. 正義と微笑 太宰治
    latest@ https://tb.antiscroll.com/ranking

  • 日本であまり知られていない金素月キム ソウォル(1902-1934 明治35-昭和9)の詩とその時代背景をいかに読むのか。兼若かねわか逸之としゆき先生がさまざまな角度から分析し、対話形式でやさしく面白おもしろく解説します。下の表の各タイトルをクリックすると縦書き文庫で読むことができます。Click the author Katarushisu right here!

    金素月김 소 월の詩と韓国文化 (順不同)
    素月소 월鐵橋てっきょう 全17回
    素月ソウォル凧揚たこあ 全18回
    山有花산 유 화 全18回
    つばめ제 비 全15回
    招魂초 혼 全22回
    樹芽수 아(木の芽) 全15回
    つつじの花진 달 래 꽃 全15回
    失題실 제の秘密 全19回
    オンマヤ엄 마 야ヌナヤ누 나 야 全25回

    一部編集中につきリンク先に接続できないものがあります。ご了承ください。

  • ハングルの詩のある風景 : 素月と鉄橋 第17回

    詩子アナ:さっき「オンマヤ・ヌナヤ」の詩碑の写真、見つけました。「往十里」のほうもスマホですぐ探してみます。

    オンマヤ・ヌナヤ詩碑 (醴泉、漢川辺り)  往十里…김소월 : 네이버 블로그 (naver.com)

    歌樽先生:「オンマヤ・ヌナヤ」、なかなか貫禄のある詩碑ですね。

    詩子アナ:「往十里」の詩碑は芸術作品のようですね。それに素月の胸像もありますね。

    歌樽先生:そろそろ、「남의 나라 땅」の訳詞をしてみましょうか。

    詩子アナ:では、まず治安維持法制定前の1月1日の詩です。

    남의 나라 땅            他国の地

    돌아다 보이는 무쇠다리      肩越しの鉄の橋をば

    얼결에 뛰어 넘어오니       ふいと小走り渡り切り

    숨 그르고 발 놓는 남의 나라 땅.   一息ついて足を置く他国の地

    (『東亜日報』1925.1.1)

    次に、治安維持法制定後の12月26日発行の詩です。

    남의 나라 땅            他国の地

    돌아다 보이는 무쇠다리       肩越しに鉄の橋

    얼결에 띄워 건너서서       つい川下り岸に立ち

    숨 그르고 발 놓는 남의 나라 땅.    一息ついて足を置く他国の地

    (詩集『진달래꽃』1925.12.26)

    歌樽先生:訳詞に苦労の跡が見えますね。

    詩子アナ:まだ、未解決のところがあるんですが。

    歌樽先生:未解決の部分のない訳詩というのはありませんよ。一段落して、また後で考えましょう。

    詩子アナ:そう言っていただけると、少し安心しました。この鉄橋を渡った人は緊張したままなんでしょうか、安堵の気持ちの方が強いのでしょうか。

    歌樽先生:「발 놓다: 足を置く」の前の「숨 그르고: 息を整える」が「맘을 놓다: 安心する」と相通ずるように読めますね。

    詩子アナ:では、「발: 足」アンド「맘: 心」が「安堵」ということで、よろしく。

    歌樽先生:はい、了解しました。美味しいものでも食べにいきましょう。

  • ハングルの詩のある風景: 素月と鉄橋 第16回

    歌樽先生:では、アシとススキを比べてみましょう。

    第19問:ススキとアシの写真が2枚ずつあります。どの組み合わせがススキでしょうか。写真: koreasanha.net/infor/theme_11_2.htm

    1) a, b   2) b, c   3) c, d   4) d, a

    a
    b
    c
    d

    詩子アナ:a, c と b, d の‘組み合わせがないのですが、このどちらかがアシの組み合わせということですね、きっと。

    歌樽先生:あまり、考えないで組み合わせを作りましたが。

    詩子アナ:アシは水辺、ススキは丘というふうに覚えていますから、これを生かして、丘らしく見えるbの入った、a, b か b, c の二択に絞りました。ススキは下から撮った方がススキらしいので、決めました。

    第19問:答は、2) b, c 、です。

    詩子アナ:「枯れすすき」の歌のことですが、韓国の人はこの歌を知っているのですか。

    歌樽先生:「船頭小唄」ですか。これを知っている人はもうほとんどいないでしょう。長らく日本語の歌は禁止されていましたし、若い人が日本語を学んでもこの歌に会うことはまずないでしょうから。金素月の曾孫娘の김상은(金サンウン)さんが「オンマヤ ヌナヤ」を歌っていますので、聴いてみましょうか。

    엄마야 누나야 (김소월 증손녀가 부른) Song 김상은 Produced by 이권희 – Bing video

    詩子アナ:どこか悲しく、澄んだ声で、心も現われるようで、素月の詩のイメージと重なってしまうのですが。

    歌樽先生:曲調にもよるんでしょうね。あかるい感じで歌っている歌もありますよ。

    왕십리(往十里) 김소월 시 김상은 노래 Produced by 이권희 – YouTube

    詩子アナ:これも金素月の詩ですか。

    歌樽先生:そうです。「往十里(왕십리:ワンシムニ)」という詩で、往十里駅前の公園に詩碑が立てられています。

  • ハングルの詩のある風景: 素月と鉄橋 第15回

    歌樽先生:「얼결에 띄워 건너서서」では何を浮かべて渡ったのかについては書いていないのですがこれはなぜでしょうか。

    詩子アナ:船と書くと船が、ヨットと書くとヨットが取り締まりの対象になるかも知れないので、それとなく何かで向こう岸に渡ったことが分かればいいと思ったからでしょう。それから、「얼결에」ですから、何かバタバタしていて、何でなければいけないということもないでしょうから。

    歌樽先生:するどい深読みが出来るようになりましたね。

    詩子アナ:Oh!ヤッター。褒められるとは思っていませんでした。当時は本来考えなくてもいいようなところで神経をすり減らしていたんですね。

    歌樽先生:そういう時代でしたから、何もかも大変でしたね。

    詩子アナ:3行目の「숨그르고」はどんな意味ですか。

    歌樽先生:「숨 가누다:息を整える」の平安道の方言だそうです。これで、2つの「남의 나라 땅」というタイトルの詩を訳す準備ができたようですね。

    詩子アナ:あの、一つ気になっていたのですが、「枯れすすき」の歌の歌詞のところは日本語のままなんですか。

    歌樽先生:ああ、「忍従」という詩ですね。原文は「船頭小唄」の出だしの部分を日本語のまま「オレハ河原ノ枯ススキ」と書いてあります。朗読では韓国語に訳したものを使っています。聴いてみましょう。

    인종(忍從) (김소월 詩) : 네이버 블로그 (naver.com)

    詩子アナ:「나는 냇가의 마른 갈대」と訳していましたね。

    歌樽先生:「나는 냇가의 시들어 버린 갈대」と訳したものもあります。素月のこの詩では文脈からこれが歌であることがよく分かるように書かれています。

    第18問:「枯れすすき」は「船頭小唄」というタイトルで有名になりましたが、素月のこの歌についての評価は次の内、どれでしょうか。

    1) 優  2) 良   3) 可  4) 不可

    詩子アナ:さっき聴いた「忍従」という詩の中に、こんな歌、歌うんではないといったニュアンスの内容があったようですので。

    第18問:答は、4)不可、です。

    歌樽先生:そうですね。「私たちには私たち祖先の歌がある」とも言っていますね。

    詩子アナ:ススキは「갈대(葦:あし)」ではなくて、「억새(薄:すすき)」ではないのですか。

    歌樽先生:河原だから、水辺ということで「갈대」だと考えたのでしょう。韓国の年配の人であれば歌手の朴一男(박일남)といえば「갈대의 순정:葦の純情」とすぐ出て来ます。テレビではこの歌の背景に葦が映し出されることが多いのですが、実は葦か薄どちらかよく分かりません。ちょっと聴いてみましょう。

    추억의 노래 #갈대의純情/♬박일남♬(1966年) #Aegisub Effect – YouTube

    詩子アナ:いろんな葦が画面にでてきますが、「갈대(葦:あし)」は白くないようですね。素月の詩の「엄마야 누나야(オンマヤ ヌナヤ:母さん、姉さん)」に「갈잎의 노래(葦の葉の歌)」という歌詞がありますが、これを「억새:ススキ」に読み替える訳にはいきませんね。

    歌樽先生:「アシ」と「ススキ」はよく似ていますが、イメージはずいぶん違いますね。この違いを知りたいようですね。

    詩子アナ:そういう訳ではないのですが、友達から「엄마야 누나야(母さん、姉さん)」の詩碑の写真が送られてきまして、ちょっと気になっていましたので。

  • ハングルの詩のある風景: 素月と鉄橋 第14回

    歌樽先生:汽車の下に張り付くのは難しいでしょうね。「007」の映画のようになってきましたが、動いている列車に跳び乗った人もいたようですし、老人や行商人に変装したり、二重底になった舟で密航したり、冬には川が凍りますので、監視の目の届かないところを渡ったりしたようです。

    詩子アナ:そういうお話を聞くだけでも、胸がドキドキしてきます。そういうことがあったということが分かるような訳詞でないとだめでしょうね。

    歌樽先生:この詩にある「무쇠다리:鉄の橋」とタイトルの「よその国:남의 나라 땅」と言っただけで、当時の状況は分かりますから、そこのところを忘れずに訳詞できれば十分です。

    詩子アナ:でも、すぐ捕まるようではいけませんね。

    歌樽先生:そうですね。捕まらないようにしている訳ですから、渡る前も渡ってからも捕まらないようにしなければなりませんね。「돌아다보면 무쇠다리」ではなく、「돌아다보이는 무쇠다리」とした理由がわかりましたか?

    詩子アナ:はい。「돌아다보이는 무쇠다리」であれば、自分で見たのではなく、見えた訳ですから、なぜ見たのかという問いが成立しませんね。渡ってきた橋をまた見ていると、捕まるかもしれないという恐れもあるでしょうし。

    歌樽先生:そうですね。こういう流れで、「얼결에 뛰어 넘어오니」を考えてみましょう。

    第17問:なぜ「얼결에」という語が選ばれているのでしょうか。

    • 1) どうすればよいか分からなかったため 
    • 2) 気付いたらもう橋を渡っていたから
    • 3) 橋を渡った意図を明らかにしないため  
    • 4) 警備が厳しく気が気でなかったから

    詩子アナ:これはもう、完璧です。

    第17問:3) 橋を渡った意図を明らかにしないため、です。「民族独立運動をしたり、中国で一旗揚げようなどというつもりなどもともとなく、ただ何かの弾みで、つい来ちゃったんです」という感じです。  

    歌樽先生:解説つきで、分かりやすくなりましたね。この「뛰어 넘어오니(走って橋を越えたので)」は1925年の1月1日付の「東亜日報」のもので、同じ年の12月26日発行の詩集『진달래꽃』では、そこのところが「얼결에 띄워 건너서서」となっています。詩語を変更した理由はなんでしょうか。

    詩子アナ:先ほどの「治安維持法」や「三矢協定」などで、民族の独立を訴えたり、そのための運動をする側にとっては大きな痛手を受けて、鴨緑江の鉄橋を歩いて渡ること自体、ほぼ不可能になったからではないかと思います。

    歌樽先生:そうですね。鴨緑江鉄橋を駆け抜けることは現実的に不可能になったために、鉄橋の上ではなく、その下を船か筏かヨットかを浮かべて渡るという風に詩の内容を変えたものと思われます。当時の鉄橋の絵葉書が残っていますから、見ておきましょう。

    詩子アナ:鴨緑江鉄橋の近くにいろんな船が浮かんでいますね。

  • ハングルの詩のある風景: 素月と鉄橋 第13回

    詩子アナ:自分の方から橋を見たくて見るというのはダメなんですか。

    歌樽先生:そのあたりを考えてみましょう。素月自身は鴨緑江鉄橋まで行って詩にしています。

    詩子アナ:橋の上はこんな風だったんですか。のんびり歩いているようにもみえるのですが、

    歌樽先生:手前が安東側、今の丹東側からの写真ですね。「箱根の関所」とか「兵隊さんが鉄橋を守備」などの文字がみえますね。

    詩子アナ:ところで、素月の詩にはどんな風に書かれているのですか。

    歌樽先生:タイトルは「봄과 봄바람과 봄비(春と春風と春雨)」です。途中にこんな内容があります。

    이곳은 國境, 朝鮮은 新義州, 鴨綠江鐵橋, 

      (ここは国境、朝鮮は新義州、鴨緑江鉄橋、)

    鐵橋위에 나는 섰다. 分明치 못하게? 分明하게?

     (橋の上に我立てり。ひっそりと?堂々と?)

    詩子アナ:なるほど。「分明치 못하게? 分明하게?」は他にどんな訳が可能ですか。

    歌樽先生:「俯いて?胸張って?」「我いづこ?我ここに?」「知られぬように?知られるように?」こんなところでしょうか。

    詩子アナ:新義州の側から鉄橋に立ったという詩ですね。あの、一つ気になることがあるのですが、鴨緑江の橋を渡るときに、捕まった人はどうなるのですか。

    歌樽先生:捕まると取り調べられて、罪となれば、刑に服さなければなりませんね。

    詩子アナ:捕まらない工夫というのはないのですか。

    歌樽先生:工夫はいろいろとあったようです。

    第16問:鴨緑江を渡る際、捕まらないための工夫にはどんなものがあったでしょうか。

    詩子アナ:えっ! ちょっと荷が重いのですが。ヒントがあればなんとか考えられるかも知れませんが、全くお手上げです。

    歌樽先生:ヒントですか。詩子さんはどこの出身ですか。

    詩子アナ:京都ですが、ああ、そういうことですか。

    歌樽先生:ヒントになったようですね。

    詩子アナ:大ヒントです。日本人か中国人であれば捕まらないという前提ですが、

    第16問:京都弁で話す。

    歌樽先生:なるほど。それは一つの答えですね。京都弁ができれば、なんとかなるでしょう。

    詩子アナ:Oh! 「おおきに!」では、江戸っ子という感じでもなんとかなりますか。

    歌樽先生:なんとかなった場合もあるようですね。「てやんでぃ、べらぼうめ。こちとら江戸っ子でぃ」といって、難を逃れたという話を直接伺ったことがあります。

    詩子アナ:ほかにもあるのですか。

    歌樽先生:いろいろあったようですが、検挙数は鴨緑江の検問所が一番多かったとも言われています。

    詩子アナ:それは、大変ですね。日本語が上手でない人もいるでしょうし。汽車の屋根の上というのはあったんでしょうか。

    歌樽先生:汽車の屋根の上よりももっと危険なやり方があったようですよ。

    詩子アナ:では、汽車の下に張り付いていくのはどうでしょうか。