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紙上中継[LIVE] ハングルの詩のある風景: 초혼 招魂 第4回 歌樽先生:姓の前の地名ですか?これは「本貫(본관:ほんかん)」といっています。「慶州金氏」の場合は「慶州」が本貫です。本貫というのは、始祖が生まれた地名をいいます。「貫郷(관향)」「先郷(선향)」「姓郷(성향)」などともいいます。「貫(관)」とだけいう場合もあります。 詩子アナ:いろんな言い方があるということは、それだけ重要だということですか。 歌樽先生:いろんな言い方があるから重要だという訳ではないのですが、ともかく重要ですね。 詩子アナ:素月の本貫の人たちはたくさんいるのですか。 歌樽先生:もちろん少ないわけではありませんよ。 詩子アナ:ということは、一番多いグループではなさそうですね。 第9問:正解は、2)公州金氏、です。 歌樽先生:それはまたどうしてですか? 詩子アナ:さっきこっそり調べてみましたら、1位金海、2位慶州、3位光山の順でしたから、これはもう公州に違いないと思いましたから。 歌樽先生:これは一本とられました。 詩子アナ:やりました! 歌樽先生:では問題をどんどんだしましょう。実際の姓の人口比率をそのまま反映している100人の集団があると仮定します。 第10問:その集団には金さんが何人ぐらいいるでしょうか。 1)20人強 2)20人弱 3)10人強 4)10人弱 詩子アナ:3割まではいかないようですね。でも最低でも1割弱はいるということですか。ところで、姓が詩の理解に必要なんですか? 歌樽先生:姓だけでなく、名前の理解も必要です。姓名の構造を理解しなければ、この詩が何を詠っているのか分かりませんからね。 詩子アナ:分かりました。張り切ってやりましょう。 第10問:正解は、1)20人強、です。 歌樽先生:なぜ、1)番ですか。 詩子アナ:今回はまだ1)の正解がでてきていませんので、そろそろ出てくるころだと思いました。 歌樽先生:いろいろな技術があるものですね。100人のうち22人ぐらいの割合です。 2000年度の国勢調査によると、21.6%を占めています。 http://surname.info/count.html 第11問:では100人の金さんがいるとして、その集団が本貫別の人口比率を反映している場合、金海金さんは何人ぐらいいるでしょうか。 1)40人強 2)40人弱 3)30人強 4)30人弱 詩子アナ:分からないときには1)番をという初心を忘れていました。 第11問:正解は、1)40人強、です。 詩子アナ:当たりましたね。初心に返ることがやはり大切ですね。 歌樽先生:なんともコメントのしようがありません。42人ぐらいですから、40人強となりますね。 詩子アナ:ヤッター!完璧が続いています。今回は記録が作れそうです。 歌樽先生:まだ入口に入ったばかりですよ。 詩子アナ:こんなに多ければ、金さんの家系図は大変ですね。 歌樽先生:じつは同じ金海金さんでも「派」がいろいろあって、それぞれの派ごとに別のグループを作っているんです。 http://blog.naver.com/clickhlmt/100177053124 詩子アナ:では金素月の公州金氏の場合も違った派があるのですか。 歌樽先生:その通りです。 http://kim25.net/kim/e03/1615 詩子アナ:姓が重要なのですか、派が重要なのですか。 歌樽先生:姓と派の両方が重要なのです。 詩子アナ:その理由はなんですか。 歌樽先生:姓と派によって名付けかたが違うからです。 詩子アナ:えっ!?名前の付け方があって、その付け方が違うんですか。びっくりポンです。
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紙上中継[LIVE] ハングルの詩のある風景: 초혼 招魂 第3回 詩子アナ:名前を呼ぶ場所が決まっているんですか?川辺だと川に近くない場合もあるでしょうし、山の場合も山に登るのは大変だし、屋根の上も危ないし、一番やりやすいのは4)の玄関先でしょうかね。 歌樽先生:やり易い所でやる訳ではありませんよ。もう一度、詩の初めの部分を見てみましょう。そこにヒントがありますから。 詩子アナ:はい。 산산이 부서진 이름이여! 허공중에 헤어진 이름이여! 불러도 주인 없는 이름이여! 부르다가 내가 죽을 이름이여! 歌樽先生:「허공중에 헤어진 이름이여!」を直訳してみましょう。 詩子アナ:「허공중」が「虚空中」で「헤어지다」が「別れる、散る、ばらばらになる」ですから、「虚空の中に散った名よ!」が直訳です。名前をどこで呼べば「虚空」と近いかという問題のようですね。これで「2)山の上」か「3)屋根の上」の2つに絞られた感がありますが。 歌樽先生:下のサイトを見ればわかりますよ。 http://dacheon.net/mounrning2.htm http://www.poori.net/ethics/trd342.htm 詩子アナ:はい、分かりました。 第6問:正解は3)屋根の上、です。 詩子アナ:屋根の上の人が何か持っていますね。 歌樽先生:亡くなったひとの服を手に持って、名前を呼んでいるのです。 詩子アナ:「고복(皐復)儀式」は大変なんですね。 歌樽先生:まだ、終わっていませんよ。 第7問:名前を呼んだあとに、ある言葉を3度言うのですが、それは次のうちどれでしょうか。 1)박・박・박 2)벅・벅・벅 3)복・복・복 4)북・북・북 詩子アナ:「고복(皐復)」の「고(皐)」は「呼ぶ、告げる」という意味があるようですので、分かりました。 第7問:正解は3)복・복・복、です。 歌樽先生:今回は正攻法できましたね。正解です。 第8問:この「복・복・복」とはどんな意味で言っているのでしょうか。 1)苦しさから解放する 2)来世であると告げる 3)新しい使命を与える 4)死者の魂を呼び戻す 詩子アナ:えっ!そうなんですか、「고복(皐復)」の「고」も「복」もどちらも「招魂」という意味なんですか。 歌樽先生:なにか、言いましたか? 詩子アナ:いえ、あの、独り言です。 第8問:正解は、4)死者の魂を呼び戻す、です。 詩子アナ:つまり、「招魂」と「皐復」とは同じことなんですね、なるほど。 歌樽先生:これで、名前が「ばらばら」になることが分かりましたか。 詩子アナ:いいえ、まだよく分かりませんが。 歌樽先生:では、名前の構造について考えてみましょう。 詩子アナ:知っている名前がありますが、、、…
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紙上中継[LIVE] ハングルの詩のある風景: 초혼 招魂 第2回 歌樽先生:いつもながら驚きですね。消去法の勝利という言葉がぴったりですね。 詩子アナ:ヤッター!! 歌樽先生:詩の中の「이름이여!」というところが記憶に残ったようですね。 詩子アナ:今回は出だしから完璧!! 歌樽先生:では、さらなる完璧さを目指しましょう。 「산산이 부서진 이름이여!」は直訳するとどうなりますか? 詩子アナ:「산산이」は「ばらばらに、散り散りに、粉々に」といった意味で、「부서진」は「壊れる、砕ける」という意味ですから、直訳は「粉々に砕けた名前よ!」、こんな感じです。 歌樽先生:なぜ名前が「砕ける」のですか。これを問題にしましょう。 第3問:名前が砕ける理由は何に起因していますか。 1)名前がなくなったため 2)死者の名前の呼び方のため 3)死を象徴的に示すため 4)死者の魂が壊れているため 詩子アナ:3)の「死者であることを象徴的に示すため」ではないようですね。 歌樽先生:どうしてですか。 詩子アナ:直感的に3)だと思いましたから、これはたぶん違うんだとチョッカンしました。 歌樽先生:チョッカンと言えば「知的直観」という哲学用語もありますからね。 詩子アナ:私のチョッカンも学問的なんですね。オ・ホ・ホ・ホ。 歌樽先生:私は、いつも凄いと感心していますから。 詩子アナ:ホ・メ・ラ・レ・ター!! 歌樽先生:な・る・ほ・ど。 詩子アナ:な・る・ほ・ど、ですか。どうやらこれがヒントのようですね。ということは、やはり3)ではなく、4)の死者の魂が壊れていることはなく、名前もなくなっていないので、、 第3問:答は2)死者の名前の呼び方のため、です。 歌樽先生:いつもながら、するどいですね。 第4問:どのように名前を呼ぶのでしょうか。 1)抑揚をつけて強くはっきりと呼ぶ 2)ゆっくり長く引っ張って呼ぶ 3)ため息をつきながら弱弱しく呼ぶ 4)はきはきとリズムよく呼ぶ 詩子アナ:亡くなっているわけですから、4)の「はきはきとリズムよく呼ぶ」というのはないと思います。3)の「ため息をつきながら弱弱しく呼ぶ」は似合わない気がします。 歌樽先生:何に似合わないのですか? 詩子アナ:何にと言われても困るのですが、強いていえば「이름이여!」と叫んでいる感じはため息をついているようには思えません。 歌樽先生:な・る・ほ・ど、鋭いところをついていますね。 詩子アナ:あー、そ・う・い・う・こ・とでしたか。 第4問:正解は2)ゆっくり長く引っ張って呼ぶ、です。 詩子アナ:つまり死者を哀悼する意味で長く引っ張って呼ぶ訳ですね? 歌樽先生:いいえ、哀悼する訳ではなく、「招魂」つまり魂を呼び戻すために呼ぶのです。 第5問:どちらの方向を向いて名前を呼ぶのでしょうか。 1)東 2)西 3)南 4)北 詩子アナ:これは霊の行く方向と考えていいんですね? 歌樽先生:霊の行く方向が見えますか? 詩子アナ:見えませんが、北枕という言葉もありますし、、 第5問:正解は4)北、です。 歌樽先生:頭北面西右脇臥(ずほくめんさいうきょうが)から来ているんでしょうかね。 詩子アナ:お釈迦様ですか。よく分かりませんが。 歌樽先生:いえ、大丈夫ですよ。霊といえば北ですから、正解です。祖先を祀る祭祀の場合も北側に「紙榜(지방:チバン)」、つまり位牌のようなものですが、これを置きますからね。紙榜の書き方を説明したサイトもありますね。…
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紙上中継[LIVE] ハングルの詩のある風景 : 招魂 第1回 ナレーター:詩には風景があります。それぞれの詩にどんな風景があるのか想像してみると、その詩の姿がはっきりと浮かび上がってまいります。今回のハングルの詩はどんな風景のどんな詩なのでしょうか。 独断と偏見でお馴染みの歌樽先生が詩のある風景の現場にすでに到着なさっているようです。では、現地の詩子アナウンサーを呼んでみましょう。詩子アナ、現地の模様はいかがでしょうか。 http://blog.daum.net/jc21th/17782503 詩子アナ:はい、こちら詩子です。現地にきております。彫刻も多く、詩碑も多いですね。早速、歌樽先生に伺ってみましょう。今回の詩のキーとなるハングルはずばり何でしょうか。 歌樽先生:ずばーり、、、難しいですね。 詩子アナ:その難しいところを何とか「ずばーり」お願いします。 歌樽先生:「떨어져 나가 앉은 산 위에서」でしょうかね。 詩子アナ:ずばーり、「떨어져 나가 앉은 산 위에서」、いただきました! さて、今回の詩のキーハングル「떨어져 나가 앉은 산 위에서」の入った詩とはどんな詩でしょうか。まずいろいろな人の詩の朗読を聴いてみましょう。 詩子アナ:「金素月」の詩「招魂」ですね。男性の朗読も聴いてみたいのですが。 歌樽先生:はい、では男性の朗読を聴いてみましょう。 詩子アナ:歌はないのですか。 歌樽先生:歌もありますよ。 詩子アナ:では、歌を聴いてみましょう。 歌樽先生:では、詩のタイトルと初めの4行から見ていきましょう。 詩子アナ:はい、「招魂(초혼)」です。 산산이 부서진 이름이여! 허공중에 헤어진 이름이여! 불러도 주인 없는 이름이여! 부르다가 내가 죽을 이름이여! 歌樽先生:この「招魂(초혼)」の詩では死者にかかわるある行為が描かれています。第1問:それは次の内どれでしょうか。 1)장례식(葬禮式) 2)발인제(發靷祭) 3)삼우제(三虞祭) 4)고복의식(皐復儀式) 詩子アナ:第1問からずいぶんハードな内容になっていますね。 歌樽先生:詩の内容がハードですから、今回は手ごわいですよ。 詩子アナ:手ごわいものは大歓迎です。まず、辞書で調べてみます。 1)の장례식(葬禮式)はお葬式ですから、これは違います。…
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はらはらします 조마조마해요 마음이 조마조마해요 ひさしぶりです 오래간만이에요 오래간만이군요 ふべんでは? 불편하지 않아요? 괜찮아요? へんですね 이상하네요 이상해요 ほかのを見せて 딴 거 보여주세요 다른 거 NHKテキスト「まいにちハングル講座」(2016年5月号)より転載
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자양화 바람에 아리랑 스리스리랑 紫陽花(アジサイ)や 今宵(こよい)アリラン スリスリラン 民謡のなかでもアリランは特に有名です。地方ごとに歌詞もメロディも違っています。밀양[蜜陽]アリラン、진도[珍島]アリラン、정선[旌善]アリランは特によく知られています。風に吹かれてアジサイがアリランにあわせて踊っているようです。日本語では、바람에(風に)を今宵として、趣向を変えています。 NHKテキスト「まいにちハングル講座」(2016年5月号)より転載
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なにかあったの? 무슨 일이 있어요? 무슨 일이에요? にあっています 잘 어울려요 멋있어요 ぬりたて注意 칠 주의 페인트 주의 조심하세요 ねむいねむいよ 졸려요 졸려 죽겠어요 のどかわいたの? 목이 말라요? 물 좀 드세요 NHKテキスト「まいにちハングル講座」(2016年5月号)より転載
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たいへんです 큰일났어요 정말 큰일났어요 ちがいます 아니에요 달라요 틀렸어요 つかれました 피곤해요 고단해요 힘들어요 てつだって 좀 도와주세요 부탁이에요 どういたしまして 천만에요 천만의 말씀입니다 NHKテキスト「まいにちハングル講座」(2016年5月号)より転載
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[紙上中継] ハングルの詩のある風景: 제비 つばめ 第15回(終) 詩子アナ:先生、分かりましたよ。今回は一本!とスッキリ決めさせていただきます。 歌樽先生:元気がでてきましたね。 詩子アナ:やらせていただきましょう。 第20問:「波羅葦増雲」には、口が「羅」に6つ、「葦」に3つ、「増」に6つ、外枠を入れればもっとたくさんあるのですが、ともかく、口に目がいくようになった訳文になっています。 歌樽先生:なるほど。「増」は「增」ですから、いまの字体とは違いますよ。 詩子アナ:そのくらいの違いはなんでもないです。これでどうだ!という切り札がありますから。 日韓併合の前の朝鮮の国号は「大韓帝国」で、「韓」に字に口が5つあるだけでなく、「葦」の文字に「韓」の字の右側がそっくりそのまま入っています。口の数が問題なのではなく、「葦」だけを見てすでに国を思う気持ちが雲が一気に増える如く燃え上がってきた!とこんな感じではないでしょうか? 歌樽先生:オオバネルの訳のタイトルが「故國」ですから、なるほどーですね。 詩子アナ:そうですよねー。それだけではなく、「波羅葦増雲」を「パライソウ」と読むと… 歌樽先生:その前に、「故國」の詩の中の語をもう一度見ておいたほうがいいんじゃないですかね。 詩子アナ:はー、はい。言おうと思っていました。「小鳥」「巢」「靑」「里」にも口がありますね。口が国ということであれば、もう「波羅葦増雲」だけでなく、確かに全部が国、国といっているようですね。これが、「몸」「몸」に繋がっている! 歌樽先生:なるほど。 詩子アナ:驚かないのですか? 歌樽先生:いえいえ、驚いていますよ。 詩子アナ:では、もっと驚かせなくては。 歌樽先生:ええ、どんどん驚かせてくださって構いませんよ。 詩子アナ:「ツバメ」の詩の「하늘로 날아다니는(空を飛び交う)」には「하늘 나라:天国」の「パラダイス」と自分の国の「날아→나라」の意味を込めている! 歌樽先生:なるほど。「天国」の話は以前、「波羅葦増雲」のパラダイスを受けて「하늘로 날아다니는」につながっているとることは指摘しましたね。 詩子アナ:来ました!来ました!先生、ここからなんです。 歌樽先生:ほほう。それで… 詩子アナ:「パラダイス」の「パラ」も「波羅葦増雲」の「パラ」も「바라」つまり「바라다:望む、願う」に通じているんです。 歌樽先生:で、何を願っているのですか? 詩子アナ:それはもちろん「葦」、つまり国ということ、「故国」なんです。 歌樽先生:独断と偏見の私を超えてきましたね。 詩子アナ:ヤッター! 詩子、ついに先生を超える!! 歌樽先生:ここまでですか? 詩子アナ:先生を超えるのですから、ここで終わるわけにはいきません。 歌樽先生:では、どのへんで終わりますか。 詩子アナ:川辺ですから、「엄마야 누나야(母さん、姉さん)」を歌って終わりにしましょうかね。 歌樽先生:これはいいところに気が付きましたね。 詩子アナ:えっ!先生、気づいていたんですか。 歌樽先生:まあ、そんなところですかね。 詩子アナ:「엄마야 누나야」の「갈잎의 노래(葦の葉の歌)」でなければならないのは、「故国」の歌だったからです。、「ツバメ」と「母さん、姉さん」は一連の国を思う歌シリーズなんです。 歌樽先生:なるほど、どこでこんな風に考えるようになったのですか? 詩子アナ:私が「波羅葦増雲」ではなく「波羅韋増雲」(p243)となっていますといったところ、するどいところを突いてきましたねと先生がおっしゃったんです。 歌樽先生:そんなことがありましたか。 詩子アナ:ありましたよ。短い詩ですが、いろいろな思いが込められている詩なんですね。川辺からの中継をこれで終わりたいと思います。ツバメが飛んで来ましたね。 歌樽先生:では、そのあたりで「スンデ」でも食べてかえりましょう。 詩子アナ:先生、今回は「あし」がでてもいいですよね?
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[紙上中継] ハングルの詩のある風景: 제비 つばめ 第14回 歌樽先生:これはやさしい問題ですから、迷うことはないでしょう。 詩子アナ:はい、これはすぐに分かりました。 第18問:答は、4)新羅・百済・高句麗です。 歌樽先生:では、関連質問です。『三国史記』ではこの三国の歴史が書かれていますが、どのような順序で三国が書かれているでしょうか。 第19問: 1)新羅・百済・高句麗 2)新羅・高句麗・百済 3)高句麗・百済・新羅 4)高句麗・新羅・百済 詩子アナ:新羅が先か高句麗が先かという問題のようですね。 第19問: 2)新羅・高句麗・百済です。 歌樽先生:正解です。 詩子アナ:久々の大ヒットが続いています。 歌樽先生:では、「葦」とかかわりのある国はどこでしょうか。 詩子アナ:「葦」とかかわりがある国ですか。ちょっと調べさせてください。『日本書紀』と『古事記』に「葦原中国(あしはらのなかつくに)」の記事があります。 http://www.seisaku.bz/search3/searchn.php?word=%E8%91%A6%E5%8E%9F%E4%B8%AD%E5%9B%BD&mode=%E6%A4%9C%E7%B4%A2 http://www.seisaku.bz/search4/searchk.php?word=%E8%91%A6%E5%8E%9F%E4%B8%AD%E5%9B%BD&mode=%E6%A4%9C%E7%B4%A2 あしはらのなかつくに(葦原中国) https://kotobank.jp/word/%E8%91%A6%E5%8E%9F%E4%B8%AD%E5%9B%BD-25324 とよあしはらのなかつくに【豊葦原中国】 https://kotobank.jp/word/%E8%B1%8A%E8%91%A6%E5%8E%9F%E4%B8%AD%E5%9B%BD-343548 でも、これでは『三国史記』とはかかわりがわかりませんが。 歌樽先生:国とのかかわりがあるということで、次に行きましょう。 詩子アナ:次はどこに行けばいいのでしょうか。 歌樽先生:『三国史記』にもどりましょう。 詩子アナ:『三国史記』で「葦」ですか。 歌樽先生:「葦」ではありませんが、「蘆(あし)」の記述がありますね。 詩子アナ:探しました。「高句麗本紀」の巻17に「乃以蘆葉揷冠」とありますが。 ■http://www001.upp.so-net.ne.jp/dassai/sangokushiki/koukuri/170515gen.htm■ 歌樽先生:はい。ゆっくり読んでみてください。蘆の葉を冠に挿しこむことが国づくりと関わっているところがポイントです。 詩子アナ:つまり、蘆(あし)が国という認識があったということなんですか。 歌樽先生:あったでしょうね。『三国史記』に目を通していなくても、蘆といえば「葦原中国(あしはらのなかつくに)」ですから、「葦」や「蘆」が出てくると、国を連想することは容易なことではなかったでしょうかね。 詩子アナ:でも、「蘆」や「葦」が国だとしてそれがどうしてそんなに重要なんですか。 歌樽先生:根本的な質問に入って来ましたね。どうやらこれで本筋に戻れるようです。 詩子アナ:ははー。来るべき時がきたようですね。私の力の発揮場所を教えてください。 歌樽先生:分かりました。お教えしましょう。「葦」と「蘆」の漢字の中で、口をそれぞれ数えてみましょう。 詩子アナ:え?!また、口ですか。 歌樽先生:とやかく言わずに、捜してみましょう。 詩子アナ:「蘆」は「田」があるので4つ、その下の「皿」の字は3つで合計7つです。あのー、外の大きいのは数えていません。「葦」は上から3つです。 歌樽先生:では「波羅葦増雲」は? 詩子アナ:なるほど、そういう仕掛けだったんですか。「蘆」や「葦」と見せかけて、「波羅葦増雲」に戻るという訳でしたか。 歌樽先生:やっと、気がついたようですね。 第20問:「波羅葦増雲」の役割を説明しなさい。 詩子アナ:言葉の意味ではなくてですね?






