紙上中継「ハングルの詩のある風景」素月と無主空山 第13回

歌樽先生:そうですね。진달래꽃:つつじの花」といえば、寧邊の「藥山(약산)」ですね。

詩子アナ:素月が妓女のチェランに会ったのはそれぞれ何歳の時ですか。

歌樽先生:チェランの年齢は20歳、素月は22歳の時です。

詩子アナ:当時の妓女はどんな教育を受けて妓女になったのですか。

歌樽先生:音楽、舞踊、文学、礼節などの科目があったようです。

https://namu.wiki/w/%EA%B8%B0%EC%83%9D
https://blog.naver.com/hiccary/90012875743

詩子アナ:ずいぶん科目が多いですね。

歌樽先生:絵画、時調、歌謡なども習ったようですね。では、こんな問題をしてみましょう。

第18問:素月はチェランと別れた後もチェランの歌う歌を口遊んでいたのですが、それは次のうちどこでしょうか。

1)窓辺で 2)庭で 3)海辺で 4)野道で

詩子アナ:素月はチェランの歌う歌を覚えていたんですか。

歌樽先生:この歌を紹介するに至った理由の中に、眠れない夜、静かにその歌を口遊むといった内容が書かれていますから、歌詞を覚えていたようですね。

詩子アナ:ということは、夜眠れない時の素月の行動を考えればいいということですね

歌樽先生:そういうことになりますね。

詩子アナ:まず、家か外かの二択にしてみると、韓国の家屋は窓辺と言う概念はほとんどないようですし、素月が泊っているのは安宿のようですから、庭といっても立派なものではないという推理を勝手にしてみると、家の外という気がします。

歌樽先生:では、家の外の場合はどんなところが考えられますか?

詩子アナ:夕日を見るのであれば丘や海辺もいいのですが、眠れない夜ということですから、、、

第18問:4)野道、でお願いします。

歌樽先生:なるほど。ヒントがピッタリ当たったようですね。

詩子アナ:今まで、チェランはどんなところにいたのですか。

歌樽先生:チェランは「南は門司、香港、北は大連、天津」に連れていかれたと言っていますから、日本には門司港に入ったのでしょう。

詩子アナ:門司には当時遊郭があったのですか。

歌樽先生:「馬場遊郭」や「新町遊郭」があったようです。

http://nkj2011.blog.fc2.com/blog-entry-549.html

詩子アナ:チェランもこういった所に連れて行かれたのでしょうかね。

歌樽先生:そうでしょうね。連れていかれた香港や大連や天津にも遊郭があったようです。では、こんな問題を出してみましょう。

第19問:門司の繁栄ぶりを示すことばとして西欧のある都市の名前がついていたのですが、それは次のどの都市でしょうか。「一丁(いっちょう)〇〇」の〇〇に当たる都市です。

1)倫敦(ロンドン) 2)紐育(ニューヨーク) 3)巴里(パリ) 4)羅馬(ローマ)

詩子アナ:「一丁〇〇」ですか。どこかで聞いたことがあるような気がしますが、ずいぶん昔のことのようですね。読めるのは「巴里」と「羅馬」くらいで、「倫敦」も「紐育」もなかなか難しいですね。

歌樽先生:夏目漱石の「倫敦塔」という小説にはもっと難しい漢字がたくさん使われていますよ。

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