紙上中継「ハングルの詩のある風景」素月と無主空山 第8回

歌樽先生:誰かから教わりましたか。

詩子アナ:教わった訳ではありませんが、いつかどこかでなんとなくといった感じでしょうか。

第9問:正解は2)년です。映画かなにかでも聞いたような気がします。

歌樽先生:こんな言葉を昔はよく聞きましたね。

詩子アナ:あのー、ただならぬ気配が漂っていますが、大丈夫ですか。

歌樽先生:辞書には「女性を卑しめていう言葉、あま」という説明がありますが、今は完全にアウトですね。

詩子アナ:アウトかセーフかぎりぎりか、またはアウトに近いのはどんな言葉ですか。

歌樽先生:それを聞かれるとは思っていませんでしたが。

詩子アナ:難しいようであれば、あえてとはいいませんが。

歌樽先生:そこまで言われると、、、ではこんな問題にしましょう。

第10問:素月が詩集『진달래꽃』の中で使われている語は次の内どれでしょうか。

1)년 2)계집 3)자식 4)녀석

詩子アナ:この中のうち一つだけですか。

歌樽先生:詩集『진달래꽃』の中で使われているのはこの内、一つだけです

詩子アナ:強烈なパンチ級の言葉に比べると穏やかと言う感じがしますが。

歌樽先生:詩集ですから、悪口を書くわけにはいきませんからね。

詩子アナ:詩集『진달래꽃』を全部読んでみないと分かりませんが。

歌樽先生:では、読んでからにしましょう。

詩子アナ:あの、第8問がまだ終わっていませんが。

歌樽先生:一つずつやって行けば第7問は自然にわかるでしょう。

詩子アナ:一つずつですか?

歌樽先生:何かまずいことでもありますか?

詩子アナ:まずくはないのですが、、、あの、、第8問の答えが分かりました。

第8問:答は4)の1から4行の全ての行です。

歌樽先生:正解です。ヒントになりましたか。

詩子アナ:はい、これ以上ない、とてもありがたいヒントでした。

歌樽先生:ヒントだけで正解を出されると、何か置き去りにされている感じがするのですが。

詩子アナ:一つずつやって行けばわかるというお言葉でしたので、2行目までは「あり」が確定していて、4行目は詩のタイトルの部分ですから、これも「あり」確定で、あとは3行目があるかどうかなんですが、3行目だけが「なし」の選択肢がありませんので、これは1~4行目までの全てではないかと推理しました。

歌樽先生:なるほど、さすが、四択の女王と言われるだけありますね。では次に2行目の「 하룻밤」の「하룻밤」を用いた諺を探してみましょう。

詩子アナ:「하룻밤」を用いた諺ですね。こんな諺がありました。

하룻밤을 자도 헌 각시

  • ①一度使えばもう古いものとみなされる。
  • ②過ちを一度しただけで操を守った人とはみなされない。

歌樽先生:現代からみるとなんともなじめない表現ですね。

詩子アナ:こんなのもあります。

  • 봇짐을 내어 주면서 하룻밤 더 묵으라 한다
  • 風呂敷包みを渡しながらもう一晩泊まっていけという。

歌樽先生:「봇짐을 내어 주며 앉아라 한다:風呂敷包を渡しながら座れという」という諺もこれと同じような意味です。

第11問:この諺の意味は次の内どれでしょうか。

  • 1) ゆっくりして行ってください。
  • 2) 夕飯を食べてからお帰りください。
  • 3) そろそろお帰りください。
  • 4) お茶でもお出ししましょうか。

詩子アナ:これは京都の「ぶぶ漬け(お茶漬け)でもどうどす?」と同じ香りがしますね。京都では実際にはお茶漬けはだしてもらえないようですし。

第11問:3)そろそろお帰りください。

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