ハングルの詩のある風景 : 素月と凧揚げ 第13回
詩子アナ:漢字に目が行くようにして、実はハングルの影に「独立」という漢字を隠し入れていたとは驚きです。キーとなるハングルに「혼자 섰으면」が挙げられていましたが、こういう意味だったんですね。
歌樽先生:キーとなるハングルがもう一つありましたね。
詩子アナ:はい、「네 길거리:四辻」がもう一つのキーとなるハングルでした。
歌樽先生:何か思い当たることはありませんか。
詩子アナ:まだ、思い当たるものは何もありませんが、連想力を鍛えなければいけませんね。
歌樽先生:はい。どんどん鍛えましょう。独立といえば何を連想しますか。
詩子アナ:誰もすぐに連想できるものではだめですよね。捕まってしまいますから。何かに例えていうとどういった感じですか。
歌樽先生:例えるのも難しいのですが、敢えて例えれば、霧の中で微かに見える人影を頼りに歩くといった感じでしょうか。
詩子アナ:微妙ですね。
歌樽先生:微妙ですが、人影が見えると見えないとでは雲泥の差ですからね。素月はいろんなところに網を張っていますので、そのあたりが分かれば推測ができるのですが。
詩子アナ:網ですか、ああ、難しや、難しやの世界に入ってきましたね。
歌樽先生:では、ヒントをだしましょう。
第17問:「네 길거리:四辻」と関連の最も深いものを次の中から選びましょう。
1) 線 2) 四角 3) 三角 4) 点
詩子アナ:それは簡単です。「市井」の「井」とも関連があり、これ以外には考えられません。
第17問:2)の四角、です。
歌樽先生:そうですね。
第18問:では「오후의 네 길거리 해가 들었다」とイメージ的に最も近いのは次のどれですか。
1) 線と四角 2) 四角と四角 3)三角と四角 4) 点と四角
詩子アナ:おおよその見当がついてきましたが、その先がどうなっているのかが気になります。
歌樽先生:この問題で何か見通しらしきものがついてきたようですね。
詩子アナ:ハングルに三角があったのですか。
歌樽先生:昔はありました。今はこの「△(반시옷(半シオッ)」の音が無くなっています。
詩子アナ:いろんな音があったんですね。「해가 들었다」の「해:太陽」はハングルでは「・」で表していますので、
第18問:答は、4)点と四角、です。サイコロの1のようなイメージです。
歌樽先生:なるほど。なかなかいいイメージができたようですね。
詩子アナ:そう褒められても、歯がゆいのですが、このイメージと独立門との関連を連想によって結び付けるという方向がぼんやりと見えてきましたが。
歌樽先生:では、独立門についての問題を出してみましょう。
第19問:移転前の独立門のあったところには以前別の門がありました。それは何門でしょうか。
- 1) 入城門(입성문): 城に入る門
- 2) 出城門(출성문): 城から出る門
- 3) 肅靖門(숙정문): 四大門の1つの北門
- 4) 迎恩門(영은문): 中国の使者を迎える門
詩子アナ:四大門は南大門、東大門、西大門に北大門ですか。
歌樽先生:四大門は本来は숭례문(崇禮門)、흥인지문(興仁之門)、돈의문(敦義門)、숙정문(肅靖門)と呼ばれていましたね。
詩子アナ:独立門のあったところはソウルの北というより西側のようですから、分かりました。
第19問:答は4) 迎恩門(영은문)です。
歌樽先生:正解です。

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