ハングルの詩のある風景: 失題の秘密 第6回

詩子アナ:すばらしいヒントのおかげです。これも「サイン、コサイン、単位ゲット!」

第8問:答は2)の1919年2月8日、です。

歌樽先生:どのように導き出しましたか。

詩子アナ:「n(n+1)/2」という式で、nに「7」を代入すると、

「7×(7+1)/2」= 56/2 → 28、つまり2月8日と一致します。

1+2+3+4+5+6+7=28で、これを月と日にちに分けた訳です。

歌樽先生:なかなか冴えてきましたね。これで、次の秘密に迫ることができますよ。

詩子アナ:えっ!まだ先があるんですか。

歌樽先生:「失題」というタイトルの詩が2つありましたね。

第9問:では、この2つ目の「失題」は目次の中で何番目に当たりますか。

詩子アナ:それは数えればいいだけですから、目次を出して数えてみます。10番目が「마른 江 두덕에서」、20番目が「옌[예]前엔 밋처[미처] 몰낫서요[몰랐어요]」、30番目が「樹芽」で、「失題、失題」その二つ後ろにありました。([ ]の中は綴り字を直したもの)

第9問:「失題」は32番目です。

歌樽先生:では、同じように考えてみましょう。

第10問:「32番目」と最も関連の深いものは次の内どれでしょうか。

1) 1910年8月29日 2) 1919年2月8日 3) 1919年3月1日 4) 1923年9月1日

詩子アナ:こういう仕掛けがあったのですか。32という数字は何か掴みどころが見つかりませんね。31番目であれば、3.1運動との関わりということで分かりやすいのですが。

歌樽先生:いろんな風に考えてみてください。

詩子アナ:先ほどの「n(n+1)/2」という式で、nに「32」を代入すると、528ですから、5月28日となりますが、これではありませんね。

歌樽先生:同じ手法であれば、すぐに見破られますからね。

詩子アナ:これも、代数の問題なんでしょうか。

歌樽先生:代数は大好きでしたか。

詩子アナ:ということは代数系ということのようですね。逆に言えば、上の4つのどれかになるようなスマートな方法があるということですね。

歌樽先生:少なくとも素月はそのように考えついたということでしょう。

詩子アナ:あのー、まだ詩の内容に入っていないのですが。

歌樽先生:まずは、この「失題」というタイトルをしっかり見つめましょう。まだ先が長いですから。

詩子アナ:この先がまだあるんですか。

歌樽先生:なにしろ、タイトルを失うくらいですからね。

詩子アナ:あの、しっかりした根拠はないのですが、答は分かりました。どちらも独立運動に関連しています。

歌樽先生:そういう考え方もありますね。では、答を言ってみましょう。

詩子アナ:はい、勘ですが、

第10問:32番目と最も関連の深いのは3)の1919年3月1日です。

歌樽先生:正解です。ではその根拠を見つけてみましょう。

詩子アナ:数学的にですか?

歌樽先生:そうでなければなりませんね。50年後、100年後になってもいいので、誰かが解いてくれることを期待して「失題」というタイトルを付けている訳ですから、基本的には同様の何らかの手法を用いているはずです。

第11問:その手法とは何でしょうか。

詩子アナ:なかなか手強いですね。「失題」にこんな意味があるということをどこかで書いているのですか。

歌樽先生:それはあり得ませんね。そんなことをすればすぐに逮捕されてしまいますからね。

詩子アナ:参りました。

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