紙上中継[LIVE] ハングルの詩のある風景: 초혼 招魂 第2回
歌樽先生:いつもながら驚きですね。消去法の勝利という言葉がぴったりですね。
詩子アナ:ヤッター!!
歌樽先生:詩の中の「이름이여!」というところが記憶に残ったようですね。
詩子アナ:今回は出だしから完璧!!
歌樽先生:では、さらなる完璧さを目指しましょう。
「산산이 부서진 이름이여!」は直訳するとどうなりますか?
詩子アナ:「산산이」は「ばらばらに、散り散りに、粉々に」といった意味で、「부서진」は「壊れる、砕ける」という意味ですから、直訳は「粉々に砕けた名前よ!」、こんな感じです。
歌樽先生:なぜ名前が「砕ける」のですか。これを問題にしましょう。
第3問:名前が砕ける理由は何に起因していますか。
1)名前がなくなったため
2)死者の名前の呼び方のため
3)死を象徴的に示すため
4)死者の魂が壊れているため
詩子アナ:3)の「死者であることを象徴的に示すため」ではないようですね。
歌樽先生:どうしてですか。
詩子アナ:直感的に3)だと思いましたから、これはたぶん違うんだとチョッカンしました。
歌樽先生:チョッカンと言えば「知的直観」という哲学用語もありますからね。
詩子アナ:私のチョッカンも学問的なんですね。オ・ホ・ホ・ホ。
歌樽先生:私は、いつも凄いと感心していますから。
詩子アナ:ホ・メ・ラ・レ・ター!!
歌樽先生:な・る・ほ・ど。
詩子アナ:な・る・ほ・ど、ですか。どうやらこれがヒントのようですね。ということは、やはり3)ではなく、4)の死者の魂が壊れていることはなく、名前もなくなっていないので、、
第3問:答は2)死者の名前の呼び方のため、です。
歌樽先生:いつもながら、するどいですね。
第4問:どのように名前を呼ぶのでしょうか。
1)抑揚をつけて強くはっきりと呼ぶ
2)ゆっくり長く引っ張って呼ぶ
3)ため息をつきながら弱弱しく呼ぶ
4)はきはきとリズムよく呼ぶ
詩子アナ:亡くなっているわけですから、4)の「はきはきとリズムよく呼ぶ」というのはないと思います。3)の「ため息をつきながら弱弱しく呼ぶ」は似合わない気がします。
歌樽先生:何に似合わないのですか?
詩子アナ:何にと言われても困るのですが、強いていえば「이름이여!」と叫んでいる感じはため息をついているようには思えません。
歌樽先生:な・る・ほ・ど、鋭いところをついていますね。
詩子アナ:あー、そ・う・い・う・こ・とでしたか。
第4問:正解は2)ゆっくり長く引っ張って呼ぶ、です。
詩子アナ:つまり死者を哀悼する意味で長く引っ張って呼ぶ訳ですね?
歌樽先生:いいえ、哀悼する訳ではなく、「招魂」つまり魂を呼び戻すために呼ぶのです。
第5問:どちらの方向を向いて名前を呼ぶのでしょうか。
1)東 2)西 3)南 4)北
詩子アナ:これは霊の行く方向と考えていいんですね?
歌樽先生:霊の行く方向が見えますか?
詩子アナ:見えませんが、北枕という言葉もありますし、、
第5問:正解は4)北、です。
歌樽先生:頭北面西右脇臥(ずほくめんさいうきょうが)から来ているんでしょうかね。
詩子アナ:お釈迦様ですか。よく分かりませんが。
歌樽先生:いえ、大丈夫ですよ。霊といえば北ですから、正解です。祖先を祀る祭祀の場合も北側に「紙榜(지방:チバン)」、つまり位牌のようなものですが、これを置きますからね。紙榜の書き方を説明したサイトもありますね。
http://nestbiz.tistory.com/411
第6問:名前をどこで呼ぶのでしょうか。
1)川辺 2)山の上 3)屋根の上 4)玄関先







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