[紙上中継] ハングルの詩のある風景: 제비 つばめ 第14回
歌樽先生:これはやさしい問題ですから、迷うことはないでしょう。
詩子アナ:はい、これはすぐに分かりました。
第18問:答は、4)新羅・百済・高句麗です。
歌樽先生:では、関連質問です。『三国史記』ではこの三国の歴史が書かれていますが、どのような順序で三国が書かれているでしょうか。
第19問: 1)新羅・百済・高句麗 2)新羅・高句麗・百済
3)高句麗・百済・新羅 4)高句麗・新羅・百済
詩子アナ:新羅が先か高句麗が先かという問題のようですね。
第19問: 2)新羅・高句麗・百済です。
歌樽先生:正解です。
詩子アナ:久々の大ヒットが続いています。
歌樽先生:では、「葦」とかかわりのある国はどこでしょうか。
詩子アナ:「葦」とかかわりがある国ですか。ちょっと調べさせてください。『日本書紀』と『古事記』に「葦原中国(あしはらのなかつくに)」の記事があります。
あしはらのなかつくに(葦原中国) https://kotobank.jp/word/%E8%91%A6%E5%8E%9F%E4%B8%AD%E5%9B%BD-25324
とよあしはらのなかつくに【豊葦原中国】
https://kotobank.jp/word/%E8%B1%8A%E8%91%A6%E5%8E%9F%E4%B8%AD%E5%9B%BD-343548
でも、これでは『三国史記』とはかかわりがわかりませんが。
歌樽先生:国とのかかわりがあるということで、次に行きましょう。
詩子アナ:次はどこに行けばいいのでしょうか。
歌樽先生:『三国史記』にもどりましょう。
詩子アナ:『三国史記』で「葦」ですか。
歌樽先生:「葦」ではありませんが、「蘆(あし)」の記述がありますね。
詩子アナ:探しました。「高句麗本紀」の巻17に「乃以蘆葉揷冠」とありますが。
■http://www001.upp.so-net.ne.jp/dassai/sangokushiki/koukuri/170515gen.htm■
歌樽先生:はい。ゆっくり読んでみてください。蘆の葉を冠に挿しこむことが国づくりと関わっているところがポイントです。
詩子アナ:つまり、蘆(あし)が国という認識があったということなんですか。
歌樽先生:あったでしょうね。『三国史記』に目を通していなくても、蘆といえば「葦原中国(あしはらのなかつくに)」ですから、「葦」や「蘆」が出てくると、国を連想することは容易なことではなかったでしょうかね。
詩子アナ:でも、「蘆」や「葦」が国だとしてそれがどうしてそんなに重要なんですか。
歌樽先生:根本的な質問に入って来ましたね。どうやらこれで本筋に戻れるようです。
詩子アナ:ははー。来るべき時がきたようですね。私の力の発揮場所を教えてください。
歌樽先生:分かりました。お教えしましょう。「葦」と「蘆」の漢字の中で、口をそれぞれ数えてみましょう。
詩子アナ:え?!また、口ですか。
歌樽先生:とやかく言わずに、捜してみましょう。
詩子アナ:「蘆」は「田」があるので4つ、その下の「皿」の字は3つで合計7つです。あのー、外の大きいのは数えていません。「葦」は上から3つです。
歌樽先生:では「波羅葦増雲」は?
詩子アナ:なるほど、そういう仕掛けだったんですか。「蘆」や「葦」と見せかけて、「波羅葦増雲」に戻るという訳でしたか。
歌樽先生:やっと、気がついたようですね。
第20問:「波羅葦増雲」の役割を説明しなさい。
詩子アナ:言葉の意味ではなくてですね?







Leave a comment