Category: オンマヤ・ヌナヤ

  • 紙上中継 [LIVE] ハングルの詩のある風景「オンマヤ・ヌナヤ」第16回 歌樽先生:では、「뒷문 / 밖에는 / 갈잎의 노래」と「갈잎의 노래」の関係は?(第40問) 詩子アナ:分かった!フラクタル!! 歌樽先生:「뜰에는 / 반짝이는 / 금모래빛」の3つの語頭音の五行の構成は?(第41問) 詩子アナ:火-水-木です。 歌樽先生:相生の関係にあるのは?(第42問) 詩子アナ:「木と火」、「木と水」の2組です。 歌樽先生:「금모래빛」の各音を五行でいえば?(第43問) 詩子アナ:木-水-火-水です。 歌樽先生:相生の関係にあるのは?(第44問) 詩子アナ:「木と火」、「木と水」の2組です。 歌樽先生:「뜰에는 / 반짝이는 / 금모래빛」と「금모래빛」の関係は?(第45問) 詩子アナ:これもフラクタルです!! 歌樽先生:第1行目と第4行目は五行の音はどうなっていますか。(第46問) 詩子アナ:これは前にやりましたから、すぐ分かります。五行が全て入っています。 엄 마 야  누 나 야  강 변 살 자 ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓ 土  水  土  火  火  土  木  水  金  金 歌樽先生:それぞれの構成を数えると?(第47問) 詩子アナ:木-1、火-2、土-3、金-2、水-2という構成です。…

  • 紙上中継 [LIVE] ハングルの詩のある風景「オンマヤ・ヌナヤ」第15回 詩子アナ:ええ、歌を何度も聴きましたから、大丈夫です。完璧です。 第33問:答は3)갈리페 노래です。 歌樽先生:では、何でこの問題を出したのでしょうか。 詩子アナ:えっ!問題の意図ですか。ヒントお願いします。 歌樽先生:ではまず、易しい問題からやってみましょう。 第34問:「갈리페 노래」の技法は次のどれに一番近いですか。 1)リフレイン 2)リフレクション 3)リフレッシュ 4)リフレーション 詩子アナ:これは分かりました。 第34問:答は1)リフレインです。繰り返しといった感じです。 歌樽先生:では、次の問題です。 第35問:「갈잎의 노래」は何を暗示しているでしょうか。次の中から選びなさい。 1)フラクサス 2)フラクセル 3)フラクタス 4)フラクタル 詩子アナ:難問ですね、これは。もっと大変なことになってしまいました。調べてみて分かるかどうかわかりませんが、相当のレベルの問題ですね。これが分かれば「갈잎의 노래」に近づけるということですか。 歌樽先生:そういうことですね。 詩子アナ:金素月はこの言葉を知っていたのですか。 歌樽先生:いえ、天才はこういった言葉なんかなくても、本質に迫ることができるんです。 詩子アナ:では、私たち凡人にはこういった言葉が必要なんですね。では、秘密のツールで調べてみます。1)のフラクサスは前衛芸術活動のようだし、2)のフラクセルは皮膚のレーザー療法のようだし、3)のフラクタスは果実のようで、4)のフラクタルは自己相似性という説明がありますね。 http://ejje.weblio.jp/content/Fluxus http://www.fraxel-laser.net/01/ http://ejje.weblio.jp/content/fructus http://kamakura.ryoma.co.jp/~aoki/paradigm/furactal.htm 歌樽先生:何か思い出しませんか。 詩子アナ:思い出しそうです。もうここまで思い出しているのです。 歌樽先生:難攻不落ですが、もう一歩ですね。子供の時はケンカしあっても仲良しなものですが、詩子さんは兄弟喧嘩をよくしていましたか。 詩子アナ:私も姉もおとなしいタイプでしたから、喧嘩はあまりしませんでしたね。あっ!思い出しました。2行目と3行目が兄弟姉妹か双子かもしれないといったような気がするのですが、あれですか。とすると、自己相似性、分かりました! 第35問:答は4)フラクタルです。 歌樽先生:正解です。やっと辿り着きましたね。 詩子アナ:ヤッター!到着点の「フラクタル」!第34問の延長線ですか。でも、これで何か分かったという感じがしないんですが。 歌樽先生:フラクタルとは自然でよく見られる形で、一部を抜き出すと全体と似た形になるところに特徴があります。例えば、枝から枝がでている一部分が、木全体の構造と似ていたり、海岸線のある部分を拡大すると、拡大前のより大きな海岸線と似ていたりといったところでしょうかね。ここは大切ですからしっかりおさえておきましょう。どんどん聞きますから、どんどん答えてください。 詩子アナ:はい、お願いします。 歌樽先生:[갈리페 노래]の初声を五行でいうと?(第36問) 詩子アナ:五行でいえば、木-火-水-火-火の順です。 歌樽先生:構成要素を3つ挙げると?(第37問) 詩子アナ:木-火-水です。 歌樽先生:相生の関係にあるのは?(第38問) 詩子アナ:「木と火」、「木と水」の2組です。 歌樽先生:これはさきほど調べた何と似ていますか。(第39問) 詩子アナ:「뒷문 / 밖에는 / 갈잎의 노래」の3つの語頭音が、「木と火」、「木と水」の2組が相生の関係にあるのと似ています。

  • 紙上中継 [LIVE] ハングルの詩のある風景「オンマヤ・ヌナヤ」第14回 詩子アナ:子供たちが歌を歌っていますね。 子供たち:「♪엄마야 누나야 강변 살자・・・♪」 歌樽先生:歌いやすい詩と曲ですから、この歌は愛されていますね。 詩子アナ:「엄마야 / 누나야 / 강변 살자」の3つの部分の語頭の音というのは「♪엄마야 누나야 강변 살자 ~♪」の「엄」と「누」と「강」のことですね。 歌樽先生:そうですね。第12問で「엄마야 누나야 강변 살자」を五行で分類し、それぞれいくつあるか数えてみましたが、思い出しましたか。 詩子アナ:はい。こんな感じでしたね。 엄 마 야 누 나 야 강 변 살 자 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 土 水 土 火 火  土 木 水 金 金   歌樽先生:では、第29問:…

  • 紙上中継 [LIVE] ハングルの詩のある風景「オンマヤ・ヌナヤ」第13回 詩子アナ:昼食も済ませましたので、そろそろ出かけましょうか。 歌樽先生:はい、そうしましょう。아줌마 잘 먹었어요.(おばさん、ご馳走様。) 詩子アナ:もうあそこが駅ですね。徒歩1分。亀の絵と兎の絵がありますね。兎のほうが大きいですね。 http://blog.daum.net/likedream12/18296018 第26問:答は4)兎の肝パン(토끼 간 빵)。 http://blog.daum.net/dirchapsldk/8471984 歌樽先生:パンというよりお菓子か饅頭に近いですね。なかなか美味ですね。歯が弱くても、おいしくいただけますね。駅に入ってみましょう。 http://blog.daum.net/flyyc/14677899 詩子アナ:広々としていてどこまでも続く線路はどこか川の流れと似ていますね。 歌樽先生:詩子さんも詩人になってきましたね。 詩子アナ:わー、詩子もついにやりました。先生から誉められましたからね。あっ、回龍浦であった子供がレールの上を歩いていますよ。危ないですね。 歌樽先生:3時過ぎまでは汽車が来ませんから、大丈夫です。 민재군, 도현군! 이것 좀 먹어 봐, 맛있다.(ミンジェ君、トヒョン君、これ食べてみて、おいしいよ。) 子供たち:네, 감사합니다. 詩子アナ:先生、子供たちの名前を聞いたとき、名前がいいとかおっしゃっていましたね。 なぜ、いい名前なんですか。 歌樽先生:では、これを問題にしてみましょう。 第27問:민재君と도현君はなぜいい名前なんでしょうか。 1)相生の関係 2)相克の関係 3)陰陽の調和 4)子音と母音の調和 詩子アナ:関係か調和かが分かれば、この種のクイズは半分解けたと同じですね。 歌樽先生:なるほど、そう来ましたか。人生には調和も関係も大切ですがね。 詩子アナ:いい名前というのは민재君の場合は「민」と「재」、도현君の場合は「도」と「현」とのつながりをいうんですよね、先生。 歌樽先生:そういうことですね。 詩子アナ:[이:イ]は本来陰でも陽でもなく、中性だと聞いたことがありますので、陰陽の調和ではないように思います。子音と母音は性格が違うものなので調和はありえないので、1)か2)のどちらかですが、2)の「相克」は「相争う」ことですから、これを除外すると、正解が見えてきました! 歌樽先生:なかなか自信があるようですね。正解です。 第27問:答は1)の相生(そうしょう)の関係です。 相生は互いの関係が良好であるとされています。 詩子アナ:相生は仲がいいんですね。 歌樽先生:では、その中の良さを確認するために、子音の五行の区分を確認しておきましょう。 木:牙音  ㄱ/ㅋ/ カガ行 火:舌音  ㄴ/ㄷ/ㄹ/ㅌ タダナラ行 土:喉音  ㅇ/ㅎ アヤワハ行 金:歯音  ㅅ/ㅈ/ㅊ/ サザチャ行 水:脣音 …

  • 紙上中継 [LIVE] ハングルの詩のある風景「オンマヤ・ヌナヤ」第12回 歌樽先生: 焼きイカにはマッコリが一番ですね。焼きイカの辛さもまろやかになりますね。 詩子アナ:先生、マッコリ、飲みすぎですよ。 歌樽先生:それほど飲んでいませんから、大丈夫です。 詩子アナ:先ほどの問題ですが、直感では「母、姉、兄、父」といった順番ではないかという気がしますが。これではびっくりする要素がありませんね。 歌樽先生:「母と姉」の女性系が「父と兄」の男性系よりも多いというのは当たっていますね。 詩子アナ:第一感はまずまずですね、答は2)の어머니系か4)の누나系に絞られましたから、どちらかということですね。 歌樽先生:女性系が男性系より多いからといって、最も多いのが女性系とは限りませんが、今回の場合は答が2)か4)かのどちらかというのは合っています。 詩子アナ:正解に近づいてきました。2)の「母」にします。 歌樽先生:残念でした。 第23問:答は4)弟からみた姉に関する語:누나・누님です。 「누나」系が14度、「엄마」系が8度、「아버지」系は3度、「형」と「형님」は使われていません。 詩子アナ:「오빠(妹から見た兄)」はありますか。 歌樽先生:「오빠」はある詩にだけ使われていますが、「언니(妹から見た姉)」はありません。 詩子アナ:ということは同性からは「兄(형)、姉(언니)」の語は使われていないのですか。 歌樽先生:はい、金素月の詩語の中には入っていないんです。この詩に出てくる「오빠」も「신틀 오빠」の形でだけです。 詩子アナ:「신틀 오빠」とは何ですか。 歌樽先生:では、これを問題にしてみましょう。 第24問:「신틀」とは何かを作るためのものですが、それは次のどれでしょうか。 1)弓 2)草鞋(わらじ) 3)布 4)投網(とあみ) 詩子アナ:신は履物、틀は枠という意味ですから、2)の草鞋。 歌樽先生:正解! 第24問:答は2)草鞋(わらじ)です。 詩子アナ:ヤッター。波に乗ってきました。 歌樽先生:では、もう一問やってみましょう。 第25問:「신틀 오빠」とは次のうちどれを指しているでしょうか。 1)箒星(ほうきぼし)    2)明星(あかぼし) 3)牽牛星(けんぎゅうせい) 4)軍星(いくさぼし) 詩子アナ:箒星は流星、明星は金星、牽牛星は織姫の彼で、4)の軍星って何ですか。 歌樽先生:北斗七星のことです。 詩子アナ:じゃあ、もう3)しかありません。 第25問:正解は3)牽牛星(けんぎゅうせい)。 歌樽先生:よくできましたね。つまり「신틀 오빠」とは「彦星兄さん」という意味ですね。 詩子アナ:この「신틀 오빠」の詩のタイトルはもしかして「七夕(たなばた)」ですか? 歌樽先生:その通り、「七夕(칠석)」です。「신틀 오빠」とは妹の立場から自分の兄のことを詠った訳ではないんです。つまり、「형,형님,오빠,누나,누님,언니」のうち、実際には「누나,누님」しか使われていないんです。 詩子アナ:びっくりしました。それで「オンマヤ ヌナヤ」なんですか。なるほど。 歌樽先生:びっくりしてもらえたようですね。焼きイカ、冷めてきましたよ、いかがですか、温めてもらいましょうか。 詩子アナ:えっ?冷めた方が辛くなくて食べやすいのですが。 歌樽先生:じゃ、このままいただきましょう。マッコリの「안주:アンジュ(酒の肴)」としてはこのメニューは最高ですね。 詩子アナ:辛いのに美味しいというところが不思議ですね。 歌樽先生:このすぐ近くの龍宮駅(용궁역)の問題を出しましょう。 第26問:龍宮駅(용궁역)である美味しいものを作っていますが、それは何でしょうか。 1)龍のヒゲパン 2)亀の甲羅パン 3)乙姫の海老パン 4)兎の肝パン 詩子アナ:どれも龍宮にふさわしいパンの名前ですね。 歌樽先生:実際に駅で作っていますから、あとで行ってみましょう。

  • 紙上中継 [LIVE] ハングルの詩のある風景「オンマヤ・ヌナヤ」第11回 詩子アナ:1)の하회마을(河回村)は仮面劇で有名な安東、2)の여의도(汝矣島)は国会議事堂のあるソウル、4)の 남이섬(南怡島)は「冬のソナタ」の撮影地の春川で「가을동화(秋の童話)」の撮影地です。 第21問:答は3)회룡포(回龍浦)でした。 歌樽先生:「回:회」の字は昔の地図では「會:회(会)」と書いてあるものもあります。 회룡포(回龍浦)の元の地名は「義城浦(의성포)」でしたね。 では、ここで「순대 축제:スンデ祭り」のニュースを見てみましょう。 詩子アナ:やっとこれでお昼が食べられそうです。 (6分20秒-10分16秒) 歌樽先生:じゃあ、お店に入りましょう。 詩子アナ:このお店、スンデが専門のお店ではないのですか。 歌樽先生:スンデとスンデクックの専門店ですが、練炭焼きイカという特別メニューもあります。これもマッコリと一緒に頼みましょう。この店のおかみさん、誰かに似ていますね。 詩子アナ:私もどこかで見たような気がするんですが。先ほどの「맛있는 여행:美味旅行」にも出ていましたよね。思い出しました。私、ここでクイズを出してもいいですか。お店の方には叱られるかもしれませんが。急に思いついたので準備しましょう。 歌樽先生:じゃあ、どんな問題になるか、やってご覧なさい。 詩子アナ:作っておけば、どこかで使えるでしょう。 第22問:このお店のおかみさんは誰に似ているでしょうか。 1)최지우(チェジウ) 2)고두심(コドゥシム) 3)김혜수(キムヘス) 4)이영애(イヨンエ) 歌樽先生:これはこれは。サイトを探してみましょう。 詩子アナ:ということで・・・ 第22問:答は2)고두심です。 歌樽先生:ということは、詩子さんは「전원일기:田園日記」を見ていたんですか。 詩子アナ:はい、私、大ファンでした。子供の頃から見ていました。 최불암さんと妻の김혜자さん、その長男の김용건さんとその妻の고두심さん、次男の유인촌さんなど懐かしいですね。 歌樽先生:そうですね。いいドラマでしたね。 スンデとスンデクックと練炭焼きイカが出てきましたね。ではいただきましょう。 詩子アナ:いただきまーす。スンデクックはなかなか味が濃いですね。スンデも柔らかくて、スッと喉まで美味しい味が届きますね。 歌樽先生:고두심さんで思い出しましたが、『新女性』という女性教養誌があったのですが、この雑誌に金素月の「고독(孤独)」「무심(無心)」などの詩が載せられていますね。「두사람 (二人)」という題の詩もありますよ。 詩子アナ:それが「オンマヤ ヌナヤ」と関連があるのですか。 歌樽先生:あるといえばありますね。たまたま회룡포(回龍浦)から龍宮駅近くのこのお店に入り、「고두심」さん似の店の方に会い、スンデをいただき、「고독」「두사람」「무심」を思い出した訳ですから、「엄마야!:オンマヤ(びっくり)!」というほど、不思議ですね。その不思議さを問題にしましょう。 第23問: 金素月の詩で使われている家族に関する次の語のうち、最も使用頻度の高いものはどれでしょうか。 父に関する語:아버지・아버님 母に関する語:엄마・어머니・어머님 弟からみた兄に関する語:형・형님 4)弟からみた姉に関する語:누나・누님 詩子アナ:では、練炭焼きイカをいただきながら、考えてみます。

  • 紙上中継[LIVE] ハングルの詩のある風景「オンマヤ・ヌナヤ」第10回 歌樽先生:時間もかなり経っていますから、これが終わるとお昼にしましょう。 詩子アナ:じゃあ、頑張らなくっちゃ。1)の「テーマと一致する部分」だと、「川辺に住もうよ」で、2)の「テーマを強調する部分」だと、「庭にはピカリと光る金の砂」で、 3)の「作成過程が分かる部分」なら、たぶん五行の音の分析か何かが来て、4)の「完成を担っている部分」なら、何になるんだろう、「オンマヤ ヌナヤ」という呼びかけているぶぶんなのかなー・・・ 歌樽先生:いろいろと考えているようですね。考える姿は美しいものですね。実に美しい。 詩子アナ:詩のテーマというのはあまりに常識すぎて、これは勘ですが、ありえないと思います。 歌樽先生: 今回の詩のキーハングルは何でしたか。 詩子アナ:「갈잎의 노래」です。初めに先生がおっしゃいました。 歌樽先生:「갈잎의 노래」の「갈잎」は「갈댓잎」のことでしたね。「갈댓잎」としなかったのはなぜですか。 詩子アナ:「준말의 묘수(縮約語の妙手)」だからですか? 歌樽先生:じつは「준말의 묘수(縮約語の妙手)」だからではなく、音節数を守るために考えに考え抜いた結果「준말의 묘수(縮約語の妙手)」となったと言っていいでしょう。 「뒷문 밖에는 갈잎의 노래」を「뒷문 밖에는 갈댓잎의 노래」とすると11文字になり、「뜰에는 반짝는 금모래빛」も「뜰에는 반짝이는 금모래빛」とすると、11文字になります。 このように11文字を語形を崩してでも守りたかったのは、この詩を10文字4行の形に作ろうと考え、これを守ることにしたからなんです。 詩子アナ:「갈잎의 노래」があって、「금모래빛」があると考えると、確かにキーワードになっていますね。「강변-갈잎-금모래-강변」もリンクしているし。答は3)詩の作成過程が分かる部分です。 歌樽先生:もう一歩ですね。詩の作成過程を知ることは難しく、この詩の場合もよく分かりません。『진달래꽃』という詩集に「江村(강촌)」という詩があります。 「オンマヤ ヌナヤ」とともに「金(금)잔디」という小タイトルのもとに載せられているのですが、ここで「금모래 반짝..(靑노새 몰고 가는 낭군)」(第7回参照)、とあって、「반짝는 금모래빛」と同じ情景が出てきます。 「江村」は1922年7月の『開闢』25号、「オンマヤ ヌナヤ」は1922年1月の『開闢』19号で、「オンマヤ ヌナヤ」のほうが発表時期は半年早いのですが、詩想の点ではどちらが早いとはいえないようです。 また、「갈잎의 노래」の情景は「여름의 달밤(原題:녀름의 달밤)」でも「갈잎들은 그윽한 노래 부를 때」と詠まれています。詩の作成過程は一つの作品だけではなかなか分からないものです。 詩子アナ:いろいろと考えさせられます。安易に四択をお願いしてしまいました。 歌樽先生:とはいえ、一応四択の問題としましたので、最終の答を聞きましょう。 詩子アナ:はい、かしこまりました。 第20問:4)詩の完成を担っている部分です。 歌樽先生:よくできました。では、このことを自分の言葉でいえるようにしましょう。 詩子アナ:はい、分かりました。では、お昼ですね。…

  • 紙上中継[LIVE] ハングルの詩のある風景「オンマヤ・ヌナヤ」第9回 歌樽先生:さあ、やってみましょう。 詩子アナ:急にやってみましょうといわれても、困るんですが。とりあえず、やってみます。 詩子アナ:엄마야 누나야 강변 살자 お母さん! お姉さん! 川辺に住もうよ 뜰에는 반짝이는 금모래빛 庭には煌めく金の砂の光 뒷문 밖에는 갈잎의 노래 裏門の外には葦の葉の歌 엄마야 누나야 강변 살자 お母さん! お姉さん! 川辺に住もうよ 歌樽先生:なかなか内容がしっかりおさえられていますね。 詩子アナ:よかったー、ヤッター! 歌樽先生:では、これを詩らしく直してみましょう。 詩子アナ:たしかに、これでは詩とは言えませんね。それは分かります。 歌樽先生:では、独断と偏見でこの問題を出しましょう。 第17問:詩を訳すときに作品の何を最も重視すべきでしょうか。 1)意図  2)内容  3)リズム  4)音韻 詩子アナ:なんか、全部必要な気がするんですけど。じゃあ、1)の意図です。 歌樽先生:自信はありますか。 詩子アナ:はい、分からないので1番です。 歌樽先生:分からないのに、1番でいいのですか。 詩子アナ:もちろんです。分からないのははっきりしていますので、もうこれは1番しかありません。 歌樽先生:そういう答え方は困りますね。理由になっていないんですから。 詩子アナ:ということは正解という訳ですね。ヤッター! 歌樽先生:ヤッターでは困るのですが、ともかくここはいいことにしましょう。 第17問:答は1)意図です。ではこの意図というのは何でしょうか。 詩子アナ:意図をどこで見分ければいいかということですか。 歌樽先生:そうですね。では問題です。 第18問:金素月の作品の意図はどのようにすれば分かるでしょうか。 1)作品の流れをみる       2)作品全体をみる 3)初まりと終わりの部分をみる  4)核心となる部分をみる 詩子アナ:やはり作品全体を見る必要があるように思いますが。自信がありません。 歌樽先生:全体を見るのは必要ですが、意図がぼんやりした感じになる気がしますね。 詩子アナ:じゃあ、1)作品の流れをみる、にします。 歌樽先生:当てものクイズのようになっていますが、違います。 詩子アナ:降参です。…

  • 紙上中継[LIVE] ハングルの詩のある風景「オンマヤ・ヌナヤ」第8回 詩子アナ:あの、2)番は何と読むんですか。 歌樽先生:「むこうさんげんりょうどなり」、自分の家の両側の家とその反対側にある3つの家のことで、近所付き合いの最小単位といえるでしょう。 詩子アナ:どのような発想から答えを出せばいいのですか。 歌樽先生:それは答えにくいですね。本来は「뜰에는 반짝이는 금 모래 빛」と「뒷문 밖에는 갈잎의 노래」の音韻上の特徴を挙げなさいという問題にしたかったのですが、四択にする過程でこんな変な問題になってしまったんです。 詩子アナ:第12問で「엄마야 누나야 강변 살자」を五行で分類したときに、この部分には5つの音の要素が全て入っているとおっしゃったようですが、これと関係がありますか。 歌樽先生:なかなかいいところを突いていますね。 詩子アナ:ヤッター!やり方は分かりました。まず、三つに区切ってみます。 뜰에는 / 반짝이는 / 금 모래 빛 歌樽先生:実は素月は「반짝이는」とは書いていないんです。 詩子アナ:だって、これまで聴いた歌も「반짝이는」と歌っていましたよ。 歌樽先生:そうなんですが、素月は「반짝는:読み方は[반짱는]」と書いているんです。 詩子アナ:「반짝다」という語があるんですか。 歌樽先生:「반작이다」「반짝이다」「번쩍이다」という語は辞書にありますが、「반짝다」という語は認められていませんね。 詩子アナ:「준말의 묘수(縮約語の妙手)」ということでしょうか。分かってきましたよ。どんどん分かってきました。 ① ② ③ 뜰에는 반짝는 금 모래 빛 ↓ ↓ ↓ ㄷ/ㄸ(火) ㅂ(水) ㄱ(木) ↑ ↑ ↑ 뒷문 밖에는 갈잎의 노래 ① ②…

  • 紙上中継[LIVE] ハングルの詩のある風景「オンマヤ・ヌナヤ」第7回 詩子アナ:これは「3)갈댓잎(葦の葉) 」でしょう。葦の葉の群生を見ましたし。 歌樽先生:するどーい! 第14問:答は3)갈댓잎(葦の葉)です。「갈대:葦」を「갈」と縮約しているんですね。 歌をもう一度聴いてみましょう。 詩子アナ:同じような縮約の用例は他にもあるんですか。 歌樽先生:いくつもありますよ。「갈밭:갈대밭(葦の原っぱ)」、「갈숲:갈대숲(葦の茂り)」、「갈잎새:갈대의 잎새(葦の葉っぱ)」などの例がありますね。「가을(秋)」を「갈」と縮約したものもあります。実は「갈」だけではなくていろんな言葉を縮約しているのです。 つまり、金素月は「준말의 묘수(縮約語の妙手)!」といえるでしょう。 詩子アナ:独断と偏見の妙手の歌樽先生の独壇場です! 歌樽先生:独壇場ではなく、「独擅場(どくせんじょう)」が正しいんです。 詩子アナ:すみません。独壇場とばかり思っていました。先生、まだ「갈잎의 노래」まで辿り着くには遠いんですか? 歌樽先生:少し近づきましょう。「갈잎의 노래(葦の葉の歌)」と関連した語句を探してみましょう。 第15問:「갈잎의 노래」とセットで用いられている語句はどれでしょうか。 1)금 모래빛  2)강변 살자  3)엄마야 누나야  4)뒷문 밖에 金の砂の光   川辺で住もう  母さん姉さん   裏門の外 詩子アナ:セットというのはペアーということですよね。 1)갈잎의 노래・・・ 금 모래빛・・・・歌:光 2)갈잎의 노래・・・ 강변 살자・・・・葦:川辺 3)갈잎의 노래・・・ 엄마야 누나야・・歌:呼びかけ 4)갈잎의 노래・・・ 뒷문 밖에・・・・歌:聞こえてくる場所 答は3番の「엄마야 누나야」、聞こえてくるものと、呼びかけているもものペアです。 歌樽先生:少し 難しかったようですね。 第15問:答は1)「금 모래빛」です。 詩子アナ:そうかなと、思ったんですよ、歌は聞こえてきますから耳で、光は見えますから目ではないのかと一瞬考えましたが、残念! 歌樽先生:それほど残念でもありませんよ。ポイントが違いますから。 갈잎의 노래…