ハングルの詩のある風景: 素月と凧揚げ 第9回
歌樽先生:なかなか良い推理ですね。では、「방패연」の構造を見ておきましょう。
詩子アナ:人体の名称がいろいろなところに使われていますね。「귀:耳、머리:頭、 허리:腰、목:首」。分かりました。
第12問:人体の部位と同じ名称は、1) の귀( 耳 )です。食パンの耳とよく似た言い方ですね。凧の真ん中の穴は何ですか。それから「門」の文字の凧は何と言いうのですか。
歌樽先生:真ん中の穴は「방구멍」、「門」の字を書いた凧は「字凧」の一つで「문자연:門字鳶」といいます。
第13問:では、この真ん中の穴の役割は次の内どれでしょうか。
1)凧糸をしっかり取り付けるため 2)風の強弱に合わせて凧の姿勢を調節するため
3)凧の重さを少しでも軽減するため 4)風がいくら弱くても凧を上昇させるため
詩子アナ:役割があって凧の真ん中を空けてあるんですね。
歌樽先生:中央に穴が空いている四角い凧を「방구멍연(穴あき凧)」と呼ぶこともあります。
詩子アナ:それだけ「穴」の役割が大きいということなんでしょうね。1)の凧糸の取り付けは、穴のあるなしに関係なくできますし、穴を空けたところの紙の部分だけでは、3)の重さの軽減にはならないでしょうから、2)か4)だと思います。副詞があるのは要注意という経験からいえば、答がでてきます。ということで、
第13問:答は、2)風の強弱に合わせて凧の姿勢を調節するため、です。
歌樽先生:正解です。子供用の凧作りの動画を見ておきましょう。
詩子アナ:今回はキーとなるハングルを「네 길거리」と「혼자 섰으면」の二ついただきましたが、これは「네 길거리」と「혼자 섰으면」が深い関係にあるということでしょうか?
歌樽先生:関係があるといえば全て関係がありますね。
詩子アナ:関係があるのは音韻とか意味とかでしょうか。
歌樽先生:音韻と意味だけでなく、今回は連想という要素についても考えてみましょう。
詩子アナ:連想というと連想ゲームのようなものですか。
歌樽先生:ゲームではありませんが、イメージや音や形、意味、漢字表記などの何らかの類似性を連想といっていいでしょう。



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