[毎週水曜日アップ、全18回の予定です]
ハングルの詩のある風景: 素月と凧揚げ 第1回
ナレーター:詩には風景があります。それぞれの詩にどんな風景があるのか想像してみると、その詩の姿がはっきりと浮かび上がってまいります。今回のハングルの詩はどんな風景のどんな詩なのでしょうか。
独断と偏見でお馴染みの歌樽先生が現場にすでに到着なさっているようです。では、現地の詩子アナウンサーを呼んでみましょう。現地の模様はいかがでしょうか。
詩子アナ:はい、こちら詩子です。お昼を済ましてから、散歩がてらこの公園に来ている人も多いようです。では、歌樽先生に伺ってみましょう。今回の詩のキーとなるハングルはずばり何でしょうか。
歌樽先生:ずばーり、、、難しいですね。
詩子アナ:そこのところを何とかお願いします。
歌樽先生:今回はかなりぐるぐると回り道をしながら見ていくことになりそうですので、全てをキーとなるハングルにしたいのですが、そうもいかないので、こんな問題から始めましょう。
第1問:次の語の内、素月の詩の中で最も多く用いられているのはどれでしょうか。
1) 새(鳥) 2) 구름(雲) 3) 달(月) 4) 하늘(空)
詩子アナ:1)の「새」は「山有花(산유화)」という題の詩に「산에서 우는 작은 새요(直訳:山で鳴く小さな鳥よ)」 と詠っている部分がありましたね。
歌樽先生:そうですね。本文では「적은새」という表記になっていますが、「작은 새(小さな鳥)」のことですね。
詩子アナ:4)の「하늘」は「제비(つばめ)」という題の3行詩の一行目に「하늘로 날아다니는 제비의 몸으로도 (直訳:空を飛び交うつばめの身でも)」とありました。
歌樽先生:なかなかよく覚えていますね。本文では「하늘」が「하눌」となっていましたね。
詩子アナ:あの、あてずっぽうですが、
第1問:4)空(하늘)、にします。
歌樽先生:あてずっぽうといわれては、何とも言いようがありませんね。
詩子アナ:では、当たりですか。よかった!空を見て何か探していらっしゃるようでしたので。
歌樽先生:ああ、そうでしたか。空を見ながら、「空」が答になるような問題を無意識のうちに作ってしまったようですね。使用頻度順に並べると、およその割合ですが、
새(鳥):구름(雲): 달(月): 하늘(空) →1:2:3:4 となります。
詩子アナ:あの、キーとなるハングルをそろそろ伺いたいのですが、いかがでしょうか。
歌樽先生:では、この問題をしてからにしましょう。
第2問:空をみながら待っているものは次の内、どれでしょうか。
1) 花火(불꽃놀이) 2)凧揚げ(연날리기)の凧 3) 飛行機(비행기) 4) UFO(비행접시)
詩子アナ:あの、私、UFOの町に行ったことがあります。
歌樽先生:日本にUFOの町があるんですか。
詩子:ええ、石川県の羽咋(はくい)市です。「宇宙科学博物館コスモアイル羽咋」という展示館で、実物大の宇宙船や宇宙食もあります。
歌樽先生:実は、あまりUFOの話をするつもりはなかったのですが。
詩子アナ:それは残念ですね。『宇宙&UFO国際会議報告書』もここから出されているんですが。
歌樽先生:そのお話は別の機会に伺いましょう。
詩子アナ:ということは、UFOの話ではないようですので、答えが分かりました。
第2問:答は、2)凧揚げ(연날리기) の凧、です。
花火を上げるのは夜ですし、飛行機はよほど低空でなければ見えませんから。
このあたりで、キーとなるハングルをお願いします。


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