ハングルの詩のある風景: 失題の秘密 第19回

詩子アナ:素月は「Aでもあり、Bでもある」というスタイルですから、126のようにも、127のようにも見えるようにしたのかもしれませんね。それに「CでもDでもある」のでしたら、もうここでは126でも127でもどちらに理解されても構わないけれど、ただ127と理解できる余地を残しておきたかったのでしょう。だんだんそんな気になってきました。ということで、

28問:答えは4)127番目「닭은 꼬꾸요」。1~127までの総和が「127×128÷2=8128」です。

歌樽先生:いろんなところで完全数が出てきますね。目次の詩のタイトル表記と本文の詩のタイトル表記が違っているのですが、それを表にしておきましょう。

NO目次表記p本文表記p字数記号
4山우헤서8山우헤81  
6님외노래12님의노래121  
20옌前엔 밋처 몰낫서요37예전엔 밋처 몰낫섯요373  
22해가 山마루에 저믈어도39해가 산마루에 저므러도392  
 無主空山 나의 金億씨에게。素月 無主空山4191
25하늘끗(ㅅ+긋)45하눌끗(ㅅ+ㄱ+ㅡ+ㅅ)451  
    17 1
1/2

NO目次表記p本文表記p字数記号
50맛나려는 心事87맛나려는 心思871  
57서름의 덩이94셔름의 덩이941  
 녀름의 달밤『外二篇』 녀름의 달밤 外二篇 0『 』1
85바라건데・・・・ 잇섯드면145바라건데・・・・ 잇섯더면1451  
95旅愁(一)169旅愁一1690(  )1
96旅愁(二)1691704(  )1
    7 3
総計244
2/2

詩子アナ:異なっている文字と数字を合わせると「28」なんですか。目次からもう完全数をしっかり見つめていたとしか考えられませんね。国の完全な独立と自由の回復を「完全数」に託して詩集を完成させたという理解でいいのでしょうか。

歌樽先生:素月が目次と本文の詩のタイトルの違いを認識していたという証拠はありませんが、「Aでもあり、かつBでもある」という理解が基礎にあればそのように理解して差し支えないでしょうね。こうして「ぎりぎりの表現の『自由』」を勝ち取ったわけですから。では、この形式の発見を土台にして1つ目の「失題」を訳詩してみましょう。

詩子アナ:えっ?私が訳詩するのですか。もうほとんど出来ている状態ではないんですか。

歌樽先生:いえ、まだ肝心なところができていませんね。「 눈을 인제 그만 감으십시오」の部分をどう訳すのかがまだ解決していませんし、全く新たに訳すことも可能ですから。

詩子アナ:私、今、目をつむってしまいたい気持ちですが…

歌樽先生:目をつむると夕日が見られませんよ。夕食は「メバルのメウンタン」をいただきましょう。

詩子アナ:「スンデ」ではなくて「メバル」ですか?

歌樽先生:メバルに似た魚です。「メバル」は「眼張」とも「目張」とも書くようですよ。しっかり目を開けて夕日を鑑賞しましょう。それから、明日は遊覧船で10景のうちの一つの「独立門岩」を見にいきましょう。

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