紙上中継 ハングルの詩のある風景:제비 つばめ 第1回
詩子アナ:今回は川辺であればどこでもいいということで、こんなところに来ています。
早速、歌樽先生に伺ってみましょう。今回の詩のキーとなるハングルはずばり、何でしょうか。
歌樽先生:ずばーり、、、難しいですね。実は同じ題の詩が二つあるんです。
詩子アナ:同じ第が2つということは、全部で4つということですか。
歌樽先生:なるほど、そういう数え方も確かにありますね。これは一本とられました。
詩子アナ:ヤッター!じゃあ、同じ題のものが一組といっていいかどうかはわかりませんが、ともかくワンセットあるということのようですね。今日は初めからなかなか出出しからいい調子、いい調子。
歌樽先生:まあ、こういうのを調子に乗るということなんでしょうね。
詩子アナ:じゃ、ワンセットではないということなんですね。
歌樽先生:そもそも、セットという概念ではないんです。それぞれ別々に作っていますから。
詩子アナ:全く別々なんですか?
歌樽先生:全く別々かといわれると、詩は詩ですし、共通点がなしという訳ではありませんから、そこはなんともいえません。
詩子アナ:歌樽先生が困っている様子をみなさんご覧になっていまーす。
歌樽先生:では、このへんで何か問題を出しておきましょう。
第1問:金素月の詩で「제비:つばめ」という同じタイトルを持つ詩が2つありますが、他にも同じタイトルの詩があります。そのタイトルは次の内どれでしょうか。
1)無題 2)有題 3)失題 4)兼題
詩子アナ:「兼題」は確か俳句で聞いたことがあるような気がします。
歌樽先生:句会に行ったことがあるようですね。
詩子アナ:いえいえ、行った事はありません。聞いたことがあるだけですが、兼題で2つ詩を作ることはない気がします。
歌樽先生:では、3つに絞られましたね。
詩子アナ:2)の有題というのは題があるわけですから、あればその題を書けばいい訳ですから、答は1)無題か、3)失題とこんな感じでしょうか。
歌樽先生:推理力が一段と冴え渡っていますね。
詩子アナ:ヤッター!そんなに誉められると、もう有頂天になりますから、困ります。
歌樽先生:ちっとも困っていないように見うけられますよ。では、どちらかに決めましょう。
詩子アナ:無題という題を付けると、それも題ですから、少なくとも無題ではないということで排除すると、3番の「失題」だと思いますが、いかがでしょうか。
歌樽先生:無敵ですね。
第1問:正解は3)失題です。
詩子アナ:それはどんな詩ですか。
歌樽先生:一つのほうは易しくて、いいのですが、もう一つは理解するのがとても難しい詩です。
詩子アナ:では、易しいほうを少しだけ紹介してください。
歌樽先生:では、少しだけということで。タイトルは「失題」と漢字で書かれています。
동무들 보십시오 해가 집니다 みんなごらんよ 陽が沈む
해지고 오늘날은 가노랍나다 沈めば 今日とはお別れさ
웃옷을 잽시빨리 입으십시오 何か羽織って さあ早く
우리도 산마루로 올라갑니다 僕らもお山に 登ろうよ
詩子アナ:はい、分かりました。こんな感じということで、理解したことにして、今回扱う「つばめ」という詩のキーとなる部分を「ずばーり」指摘してください。ではお願いします。
歌樽先生:「몸」でしょうかね。
詩子アナ:ずばーり、「몸」、いただきました!さて、今回の詩のキーハングル「몸:体」の入った詩とはどんな詩でしょうか。

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