紙上中継[LIVE] ハングルの詩のある風景「オンマヤ・ヌナヤ」第19回
詩子アナ:「意図」は「核心となる部分」をみること、その核心部は結局、「詩の完成を担っている部分」なので、どのように詩を完成させたかを知り、それを訳に生かすということで、
「엄마야 누나야 강변 살자」では「마야/나야/살자」が「아야/아야/아야」という韻を踏んでいること。
歌樽先生:何を言っているのかよく分かりませんが、そうやって自分で整理してみるのはいいことですね。
詩子アナ:もう一つあります。一行目の「엄・누・강・변・살」が五行の土、火、木、水、金の音を持っていること。
歌樽先生:では、やってみましょう。試訳ですから、気軽にやってみてください。後で直すことになりますから、気兼ねなく、思い切って、どんどんやってみましょう。
詩子アナ:ほんとにどんどん思い切って何でもいいんですか。
歌樽先生:いいですよ、どんなものになるか楽しみですね。
詩子アナ:「お母さんや、姉さんや、川辺に住もうや」
歌樽先生:考えた跡はわかりますが、「お母さんや」という言い方が不自然ですね。お爺さんが「お婆さんや」と言ったり、お婆さんが「お爺さんや」いうのはあるでしょうが。
詩子アナ:「おっ母さん、姉さん、川辺に住もやんけ」
歌樽先生:「住もやんけ」は大阪弁ですか?
詩子アナ:それらしくしてみましたが、だめですかね。
歌樽先生:方言なら方言で統一すれば、それはそれでいいでしょう。
詩子アナ:「おっ母さん、姉さん、川辺で暮らさんか」
歌樽先生:なるほど、「さん」で揃えてきましたか。
詩子アナ:上出来でしょ?「さん」が三つで「おりこうさん」、出来た!
歌樽先生:乱暴な訳ですね。私が降参です。
詩子アナ:「かか様、姉様、家は川辺ぢゃ」
歌樽先生:これでは、今の人は分からないでしょう。
詩子アナ:やっぱり、これではだめですか。
歌樽先生:童謡の感じがあったほうがいいでしょうね。
第52問:日本の童謡で母を「かかさん」と呼んでいる歌がありますが、それはどれでしょうか。
1)雨降り 2)十五夜お月さん 3)やさしいおかあさま 4)肩たたき
「十五夜お月さん」
詩子アナ:どこかで聞いたことのあるようなないような歌もありますが、「かかさん」とは確かに古い感じがしますね。
第52問:答は2)十五夜お月さん。
詩子アナ:ママのついた童謡もありますか。
歌樽先生:ありますよ。「ママのおひざ」は有名ですね。「すやすやママの胸で」
「すやすやママの胸で」という子守唄もありますね。
詩子アナ:じゃあ、ママでやってみます。
歌樽先生:はい、ではそうしてみましょう。
詩子アナ:でも、ママでは字数のバランスが難しいですね。
歌樽先生:そこは少し考えてみましょう。

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