第7回 題目:ウリマル(우리말:母国語)
①우리말は一生お世話になる言語(NO213)
母国語は一生忘れることができません。自分の育った言語は自分の一部でもあります。交通事故などで言語野に損傷を起こすとその損傷部位によって言語障害が異なることが知られています。
また、老人になると母国語以外の他の言語を忘れることがあるともいわれています。母国語を忘れないだけでなく、さらに磨きをかける努力もしましょう。
②우리말の響きはなんだか素敵だね(NO207)
「우리말[urimal]」という語の響きなのか、母国語の響きなのかはっきりしませんが、「なんだか」から推測すると、「우리말」という音の響きのようです。ラ行の音の響きのよさを句にしたのでしょう。
「순수 우리말(純韓国語)」のサイトがあります。
http://blog.naver.com/jhhs02/150142551624
③우리말は簡単そうで難しい(NO216)
ここで「우리말」といっているのは日本語のようです。母国語なので簡単といえば簡単ですが、しっかりとした日本語を使い切るには相当の努力が必要です。
この句をハングル訳してみましょう。
우리말은 쉬운 것 같아도 꽤 어려워
④우리말を広めていこう世界へと(NO236)
世界に日本語を広めていこうという気持ちを句にしたものです。ぜひ、頑張ってもらいたいと思います。
言葉の理解は文化の理解でもありますから、世界で日本の理解が深まることにつながります。
⑤우리말로 인사합시다 안녕하세요(NO237)
訳すと「母国語で挨拶しようこんにちは」といった内容です。挨拶は大事ですので学校でも社会に出てもしっかり挨拶をしてほしいと思います。
【人気の句】
⑥우리말は僕らをつなぐ言葉の輪(NO228)
人と人をつなぐものが言葉であることと、それが自分たちを廻る輪であると言い切ったことに好感が持たれた句です。